少し早めに起きて同宿組と朝ご飯。調子こいて最後にお腹を壊さぬようあくまで控えめにいただく。部屋にヘンな虫が出たらどうしようとかシャワーの水に色がついていたらどうしようとか、まあいろいろ考えて(予断たっぷりに)来てみたが終わってみれば快適な滞在であった。おおよそかたづけとパッキングをすませたあとの部屋。

 タクシーで空港に向かい、チェックインと荷物検査をすませたらめざすはスモーキングルーム。たばこ吸いのエリアはずっと向こう、敬虔な方々のためのエリアはすぐそこ。やっぱりデリー空港にもあったprayers room。

 喫煙室はあるくせに実は荷物検査でライターを取り上げられた。風があっても火が消えないジェット式のいいやつだったのになあ。惜しいことをした(バージニアスリムのおまけ。もらったのだけど)。行けば誰か持ってるだろうと思っていたら案の定。どうやらマッチは大丈夫らしいがちゃんとライターを確保している経験値の高い旅行者も。正直ばかりが美徳ではないぞ、と。建物の外、外気の流れを感じながら金網の中での一服はなかなか。

 歩き回ってておもしろいのはトイレ。言語を知らなくてもわかるようピクトグラムを使うのが一般的と思うが、ここは直接的。…別にその人種の人しか使えないというわけではない。

 もちろん見目麗しい青年層の人しか使っちゃいけないというわけでもない。

 まずはタイ航空にて往路と同経路でバンコクへ。いよいよインドともさよなら。あんまり街を歩き回ることはできなかったが収穫の多い滞在になった。善哉。

 インドからタイまではおよそ4時間。スワンナプーム空港着陸直後にまた撮ってる翼のパタパタ。

アジア南方の天気なう