朝4時(日本時間5時…もとい…3時)起床、近くのセブンイレブンでパンとコーヒー(カウンターでドリップしてくれるやつ)を購入、外に出たついでに一服。部屋に戻って朝ご飯して排泄のあと滞在最後のシャワー(おしりだって、洗ってほしい(音が出ます。YouTube)…手洗いですが)。さっぱりしてパッキング開始。移動中パソコン(パナソニックの丈夫な子)はスーツケースに詰めるので荷造りはいつも出発ぎりぎり。結局今回もあちこちで資料をいただいたり買い込んだり、荷物は減らず増えるばかり(紙資料はかなり重い)。前の晩に頼んでおいたタクシーで6時すぎに空港へ。台北にはふたつ空港があり、帰りに使うのは撮影してもよろしい方。早朝から混雑のエントランス。

 台北(桃園)空港のトイレは日本のとあまり変わらず。手洗いには空気乾燥機があり、ちょうど用足しをしているとき白人のあんちゃんふたりがいて、それを使うあんちゃん1号がまだ手を洗っていたあんちゃん2号に向かって Hey! It's cool! Check it out! と叫んでいた。初めて生で聞いた Check it out!

 身体検査をすませて搭乗口エリアへ。無料で使えるパソコンコーナーにあるキーボードはやっぱり台湾仕様。

 出発まで時間があるのでアディクションマイノリティ専用エリアへ。煙出しのため巨大な換気扇がわんわん回っているだけでなく、部屋の上部は格子で換気されている。入ってくる風もびゅーびゅー。

 免税店フロアを歩いていたら店先に懐かしいガンダムさんが。おっさんもお子さまも足を停めてじっと見入っている。

 乗り込んだ飛行機が向かうのは成田なので関空はスルー。

 今回も主翼そばをネット予約したのだが根もとすぎて翼全体がフレームに収まらない。もちっと後方にすべきであった。大きくなる前の様子。

 着陸態勢に入り大きくなったところ。

 ランディングしてブレーキ作動中。

 1時すぎ(日本時間)に成田到着、伊丹行きの6時すぎまでしばし時間つぶし。飛行機を降りてのりつぎエリアへ向かう前にスーツケースを受け取る。行きは神戸空港で預けてそのまま台北(松山)空港まで受け取らなくてもよかったのだが、どうやら国内線→国際線と国際線→国内線では勝手が違うようだ。荷物の受け取りコーナーで「国内線の乗り継ぎはあっちへまっすぐ行ったらいいんですか」「あ、こちらの階段あがっていただいて、そこからまっすぐ行っていただいたら大丈夫です」「ああ、しぇーしぇー」…病たやすく膏肓に入るわたくし。ゲートそばまで移動してベンチで待機。英語のウォーミングアップのつもりで持ってきて結局ほとんど読まなかったペーパーバックがここでだいぶ進んだ。が、目がショボい。
 5時前に出発の予定が諸事情で遅れ5時半ごろ離陸。すっかり暗くなっていて何も撮れないなあと思っていたら、暗い中で照明のともっている空港が思いのほかキレイ。あわててカメラを取り出すも機を逸してピンぼけ1枚になってしまった。飛行機は伊勢湾上空から紀伊山地の霊場と参詣道を睥睨しながら横断して伊丹へ。着陸直前にキャプテンからアナウンスがあったが、なんだかキャプテンらしくなく落ち着かないいい人的なしゃべりが好感。
 伊丹から空港バスでなんば駅へ。関空直行だったらずっと早く着いていたなあと思いつつ、そういうのはけっこう高額だったりする。今回、台湾行きの航空運賃は往復で6万弱。で、ちょっとルートや日程を変えるとポーンと3倍近くに跳ね上がる。航空運賃がどういうしくみで決まっているのかよくわからないが、多少ストップアンドゴーで時間がかかっても浮かせた経費を別のこと(資料購入とか)に使えるならもって瞑すべし。時間つぶしは横文字本1冊あればなんとかなるし。ともあれいい滞在になった。各所でお世話になったみなさまに感謝。次につなげそうな動きもできたし、楽しみうしし。
 国民は国をゆすりたかりの対象だと思っていると「失言」してけちょんけちょんにされた政治家はどちらさまであったか…。
 こういうことをボランティアでして下さる方があるというのは、まだまだ捨てたものではありませんなあ。個人的には、これを本学の活動をコントロールしているはずの規則類でやってみたいとずっと思っていた。…まあ、捨てたものでない部分もあるから沈み方が緩慢になっているに過ぎない、という言い方もできるのだが。
…お国のために身を捧げよを平和のために身を捧げよに代えたところでロクな結果にならないということが確認された半世紀になんなんとする実験であると見ることはできないか。捧げることにアディクションする心性自体は変わらない、と。それが「将来」であれ「成功」であれ、あるいは「親の期待」であれ。…とは言い条、Enjoy yourself. を日本でやるのはむずかしそうな気がしますなあ。気のせいならよろしいけれども。
 
 台風なう   台湾の天気なう