長々と電車を乗り継いで和歌山へ。和歌山大で開催のコンソーシアム和歌山の会議に出席。昨年度いっぱいで文科省助成事業が終了したため資金的には潤沢ではなくなり、あまり派手なことはできなくなっているが、これまでの蓄積を生かして、地味に地道に臨むべし。
 言うてたら、堀江邦夫『原発ジプシー』がもとの出版元から再刊された模様。1979年に初版が出され、藤吉の手許にあるのは84年発行の第15刷(この頃にはまだAtomic Ageに希望を持っていたような気がする)。これと、鎌田慧『自動車絶望工場』と、熊沢誠『民主主義は工場の門前で立ちすくむ』(絶版)を読んで、働くってことがいやんなっちゃったんだなあ(回想)。…「使われる側じゃなく、使う側にまわってやる!」という意欲を持てなかったのは、当時の藤吉くんの覇気のなさのあらわれであろう。…やっぱり、使い捨てにされてもしょうがないと見なされている命って、あるんだと思う。…半分に減らされても生活に直接響かないような給与水準を普段から維持しておくことが執行部にできるせいぜいのリスクヘッジなのだとしたら、ちょっと、たまらない。