けっきょくテレビの映像でしか見ていないが、それにしてもひどい爆撃だった。ホントに「殺さなければ殺される」という状況に、両者が対等に置かれているということなんだろうか。どちらに介入する力も藤吉はもっていないし、ヒデエなあと思う程度のことしかできないが、それでもイスラエル国軍による一方的といってヨイ攻撃を、ひとまずやめさせるような方向に一票を投じるのであれば、イスラエルを何らかのかたちで支援している、つまりイスラエルと何らかのかたちで関係を持っているであろうところのうち、藤吉の非力のおよぶような部分に働きかける、という手があると聞いたのは少し前のこと。短くいえば「イスラエルと関係の深い企業の製品を買い、そのことを通じてイスラエルへの間接的貨幣投票(使い方、マズイかも)を行なわない」ということをしようということなのだが、うーん、どのくらい効果があるのかはわからないにせよやってみるのも悪くないかと思ったりもしたが(回りくどいね!)、…あたしにはほとんど縁のない企業ばっかりやった。
 関係あるとすればインテルマイクロソフトだが、もう買っちゃってるし! ご丁寧なことに「ここで話題となっているのは、あくまでもお金の流れについてであり、商品を購入する場合のことです。心情的なことはともかく、すでに購入されたWindowsを使うこと自体が新たにお金の流れを産むわけではありません。」てな注釈までついている、件の呼びかけサイトは→こちら
 …講談社の「DAYS JAPAN」だったか、ガス室はなかった、みたいな記事を掲載して(アグネス・チャンさんの話も絡んでいたような…)休刊に追い込まれたときにも、その記事の掲載によって広告主の企業が広告を引き上げ始めた、外部から広告の引き上げを働きかけられた、みたいな話を聞いて、そうかー、そうやって言論に対抗する方法もあるんやなーと感心したのはもう20年近く前のことと思うが、その「烏合の衆」バージョンが、今回の不買ということになろうか。こういうふうに烏合の衆になるのは悪いことではないかも。