国文学研究資料館で開催の研究集会に参加。「国民」意識醸成のためのアーカイブズ、などといえば日本ではおそらくけちょんけちょんだが、こういう現象は世界的にはむしろ例外的かも、と感じさせる報告が印象的だった。政府のイニシアティブのもと、国民意識の醸成のためにアーカイブズを活用していない国なんて、世界を探してもほとんど見あたらないよ、ということらしい。この意味で日本は特例なんだとか(藤吉は別にリヴィジョニストではないけれど)。それにしても、日本語の達者な韓国人、ふえたなあ。これは韓流ブームとは無縁のところでの出来事とお見受けする。