山上11℃、陽光もきれい、それ映える紅葉もきれい。あいにく週末には天気が崩れるそうだけれど。
 この週末は えずけん の第5回例会、早稲田から高野山に勉強に来ている院生さんが寺院建築の軒先に吊されていた絃楽器について報告をしてくれる。風鐸(ふうたく)は今でも残っているが風箏(ふうそう)はすでに一般的ではないようで、この歴史的変遷を寺院を描いた古絵図をもとにしながら跡づけていくというもの。画像資料と文書資料の融合をめざした えずけん にふさわしいテーマでござる! が、この日は日本密教学会が東京であるとかで(?ウェブ上に情報がないか探してみたが見つからず。ようわからんやった)本学のこちら方面の先生方は軒並み出払っておられるそうだ、ということを知る。うわあ、スケジュールたてるとき念頭に置かなきゃいけないことに未習熟でござった。
 11月の えずけん は2回開催のゼータクをします。月初めには 野外研修会と称して高野山参詣道の1つ、京・大坂道を歩きます。『高野への道 いにしへ人と歩く』の共著者のお一人、本学の村上保壽先生に引率していただきます。月末には近畿大学生物理工学部マルチメディア研究室(丹生都比売神社仮想再建を手がけられた古川耕平氏(現・立命館大学COE研究員)が所属しておられた長江貞彦先生の研究室)にお邪魔して、3DCGの作成プロセスなどを見学させていただきます。貴重なチャンスだと思うので、この方面に興味のある人はぜひご参加を。いずれも詳細はこちらから。
 もう一つ新着情報。本学の情報の授業に出講して下さっている米村先生はイナズマというITベンチャーの企業もなさっているが(なんでも高校生の頃からワードやエクセルのマニュアル本を何冊も書いておられ、その印税を元手に大学院卒業後に会社を立ち上げられたんだとか。いるとこにゃいるねー、こういう人が)、そこでつくっている「紙龍」というペーパークラフト作成ソフトがちょいと前のNHKの夕方の番組で取り上げられ、その後反響があってまた今週の金曜NHKの「おはよう日本」という早朝の番組の『まちかど情報室』で取り上げられる予定なんだそうだ。この番組、藤吉はあんまり見ないけど興味お持ちの方はチェックを。