Call for Papers will be open from July 1 to September 30, 2022@ISA 2023 Melbourne Congress. ... Thank you very much for your submissions!
ヨーロッパの天気なう。
世界のアップデート@SCMP。これも見やすい@東洋経済。これは数字で早わかり…知らないうちに真っ黒になっている。図解:拡散と感染@EL PAÍS。
目が覚めたらまずは部屋を出て外のアディクトエリアへ。恐れていたのに反してよい天気。油断してはいけないがこんだけいい天気だと顔がゆるむ。港が近いのか、空を飛ぶ海鳥が多い。
道路をはさんだ向こうには古そうげな大きな建物。
夕べは気づかなかったが屋根のあるアディクトエリアがちゃんと設置してある。ダイバーシティですなあ。
先をつぶさずにすとんと落とす方式。
朝のあれこれが落ち着いたらロビーに集合してタクシー待ち。乗り込んだら立体交差をぐいんぐいん上下しながら到着。調子こいて徒歩にしなくてよかった。
今日はまずこちらにお邪魔さま。
道路はさんで海側には造船で栄えた街を象徴する建造物。
こういうところに立地してござる。
建物玄関を入ったところ。開放的でおしゃれである。
上の撮影ポイントの真上、ここからずいっと進んで振り返って見上げたところにあるプレート。有名な詩が刻んであるらしい。
古い官舎を使いまわしたのではなく、purpose-built で建てられた建物というのは後で伺った。さもありなんというつくりになっている。
まだちょっと時間があるのでエントランス内をうろうろ。いろんな紙で造形してある棚。これもおしゃれ。
時間まで館内のベンチで待機して、頃合いを見て受付に取り次ぎをお願いする。フレンドリーでたいそう親切なおいちゃん。ビスケットをもぐもぐしながら、もうすぐ降りてくるから待ってていいよとのこと。こういうリラックス加減はご当地的本領なのではないか。こっちのがいいわー。
ちょっとしたらにこやかなおねいさんとおにいさんが現れてごあいさつ。引率いただいたレクチャールームでしばし待機。
部屋の後方には館のモットーが書き込まれたバナー。
まるまる3時間ほど次々と人が代わって(たぶん担当エリアごとに)レクチャーみっちり。あらかじめお尋ねしたいことをお送りしていたのもあるかもしれないが、限られた時間にもかかわらずかなり丁寧なご説明をいただいた。消化するのは、まあ後ほどである。ひととおりレクチャーのすんだあと質疑応答の時間もつくっていただき、そのあとようやく小休止。つづいて最初のおねいさん、おにいさんに引率いただきながら館内見学。移動中の廊下で、さっきのレクチャーにも出てきたテレビ局のセクションの扉。一過性の番組(特にニュースとか)をアーカイブにしてオンライン提供するにはさまざまなハードルをクリアしないといけない(福井健策『誰が「知」を独占するのか』で学習ずみ)。やっぱり地道でストレスフルな作業のようだ。
お願いしておいたらちゃんと収蔵庫も見せて下さった。時間の関係で箱を開くところまではいかなかったが、ありがたきことかな。奥に向けてずらっと並ぶ棚。リクエストがあったらアイテムレベルで書類の所在を特定できるようになっているらしい。で、リクエストも結構あるらしい。
ひとつひとつの棚がこのくらいの奥行きをもっている。すごいね。人口200万そこそこのところでどうやってランニングコストを工面してござるのか。
意図的な攻撃がない限り収蔵庫内で火災が起きることは想定していないが、万が一発生した場合にはセンサーに一番近いところでミストを噴霧し、延焼を防ぐように、かつ、大量の水で他エリアの書類を毀損しないように設備しているとのこと。
劣化などで毀損した資料の修復部門。アーカイブズホスピタルと呼び習わしているらしい。
管理部門の執務室。明るく空間的にも余裕がある。
室内の掲示板にはこんな6色レインボーのモットーが。
こちらは現物資料のリーディングルーム。持ち込めるものに制限があり(パソコンやタブレットなどはオッケー)、持ち込み物は透明のビニール袋に入れて持ち運びしないといけない。
大きな冊子体のものとか小さくて開いたままにしておけないものとか、そういうものを手を使わずに押さえておくため、かつ、資料を傷めないようにするためのアイテム群。手前の重しは持ち上げるとけっこう重い。
ひととおり館内見学させていただいて部屋に戻り、ちょっとだけ落ち穂拾い的な質疑応答の時間を頂戴し大満足で失礼する。いろんなとこから視察のグループが来るので手慣れておられるらしく、でもってコロナでしばらくこういうのがなかったところにヘンな日本人のグループがのこのこやってくるというので珍しがられたようだ。この先も種々ご協力いただくご了解を得て館から退散。館内にはこんなカフェも設けてある。
建物の裏側にもちゃんと標識が出ている。
せっかくここまで来たんだから是非いくべきとの強いおすすめをいただいて近くの博物館へ。ある種の産業遺産施設と見ることもできる。
地上階ガラス張りイラストは過酷な環境で働いた労働者への慰撫もしくは懐柔の意味も含んでいるかもしれない。
ちょうど館内に食事の場所もあったのでお腹をふくらませてから館内見学。ようやく始めていただいたフィッシュアンドチップス、まずは魚の方をメインにいただいて、あと余裕のある範囲で芋を補給し、シンドくなる前に残すのが Japanese small stomach には賢明ないただき方であることを確認した。ようみんなこんなに食うわ。
館内のチケットブース(食堂のそばにある)でチケットを購入したら、こっちより付属のあっちの方が先に閉まるからまずそっちを見に行くべしとアドバイスを受け、そっちの方へ。ゲートにはこんな表示が出ている。
ご当地における造船業発祥の地のひとつということであるらしい。
当初は客船として活躍し、その後フランスに係留されてジャパニーズ寿司屋がテナントに入ったりするというような経歴の後あらためてベルファストにひきとられ、復元的リノベを経てここに落ち着き、先ほどの博物館のブランチという位置づけになったらしい。
かつて隆盛を極めた造船所敷地のうち、赤い部分の周辺が残され見学に供されている。
模型があるとつい撮っちゃう。上のが建造当初の姿らしい。下のは別の船。
乗船経験のあるセレブたち。
基本はリノベだが一部にオリジナルのパネルも残っているようだ。
この地図には間違いがあると同行のご学友からすかさず指摘が入る。あらまほしきは頼れる先達とはいへり。
パネルもたくさんあって大概見入ってしまった。時間もあるので後半ちょいと巻いてもとの建物へ。船の舳先とも、巨大な氷山ともみることができる(よね?)。
展示室入口に向かうルートの横にそびえる壁。鉄鋼のまちのイメージ。
大きなスクリーンに昔の街並みの写真が拡大され、その上を人影が歩きながら移動していく。当時の賑やかさをそれなりに再現している。
模型があるとつい撮っちゃう。建造中の船。…長崎でも武蔵のとか再現したらよいのではないか。
これもよくできてる。くすんだ色がそれっぽさを演出中。
こういうのに乗って造船現場(の一部)を体感するというコーナーもある。上から吊されて上下動もする。色はそれなりに工夫されているが、さすがに熱風だの臭気だのは再現が難しい。というかそれを再現したらアトラクションにならないだろう。このあたりは軍艦島デジタルミュージアムの坑内再現と同じ課題を抱えている。
で、進水式の様子が巨大な写真で一部再現されている。
現状との比較地図。右にある細長い灰色の楕円形がさっき拝見してきた船の位置。
模型があるとつい撮っちゃう。
そばにはこんな説明板も。
当時のメニューも残されている。
出口近くの壁面には犠牲者のお名前がびっしり。
これがひとまずの締め。
海底に沈む船を発見した人物のストーリーも当時の映像つきで展示されている。
空中でゆっくり回転しながら輝点の色や配置で船の構造がわかるようになっている。
発見当時に撮影された画像を使って海底に沈む船の全体像を足下の強化ガラス越しに見ることができる。
リネン産業の隆盛から造船業の隆盛に移行する都市の歴史の栄光を傷つけないよう配慮しつつ、またこうした大型船の建造の歴史的背景にも言及しつつ、大事故をできるだけ多角的な視点で説明しようとしている。なかなか圧巻。すっかりくたびれて外に望む通路に出るとこりゃまたえらい降っている。
雨がやむまで建物内で待機する人々たくさん。一方、建物は定刻で閉まるので外に出されてしまう。そういう日もある。
迫ってくる氷山にも見えるし船にも見える。狙っているのかもしれない。
宿そばまで戻って今日の(特に午前中の)内容を反芻しながら晩ご飯を終え、さっさと宿に戻る。ちなみに今回はシャワーのみで湯船なし。お尻も冷たい。
…まとめました。…普段づかいのノーパソでもダッシュボード経由でしか記事をいじれなくなってしまったので、備忘復活。
なんとか出ましたー@Springer。お近くの図書館などへのリクエストよろしくお願いいたします。
やっと出ましたー@Springer。お近くの図書館などへのリクエストよろしくお願いいたします。
こちらも出ますー@学文社。お近くの図書館などへのリクエストよろしくお願いいたします。
トイレは人権。
特集「大学自治空間」@建築ジャーナル。
日本海よ、お前もか。的な@EcoWatch。…こういう声も。
【シゴトを知ろう】公文書館専門職員(アーキビスト) 編@進路のミカタ。
注目中。
それぞれご注意を。
ただいま開設中@FB。…ログインなしで読めればお慰み。…なしでは読めない模様。こっちは読めるのに。
旅する劇団どくんご、支度中。
黄色い大地の博物誌ウェブサイト開設。いつか中国語バージョンも増設されますように。
全記録@蘋果日報。…タイムラインもよくできてます。いま見たら写真が軒並み消えとる。なんかあったんか。
あれから10年後までの予想。
今日の燃料棒@TEPCO。…1188/1533 …まだ停まっとる。げ。ページが変わっとる。1353/1533(「使用済燃料の取り出しは2014年11月5日に終了」だそうだ)…げげ。またまたページが変わっとる(12/16)。なーんか、ブックマーク外ししてんじゃねーのかと疑いたくなる小市民。
日本周辺の気流。
今日のAQI。
今日のガイガーマップ。
地には平和を。
Do not trust Jap the liar.
■COVID-19関連
日本のアップデート@ジャッグジャパン。
これもおもしろい(外出の目安にしないで下さいの注意書きつき)。
医師によるおまとめスライド。
推移がグラフでわかりやすい(このページだけオープンになってるみたい)@FT。…台湾が入ってないのに今気づいた(SCMPでも入れてるのに)。
これもなかなか(forbiddenになってしまった)。