あいにく今日も雨。宿から少し歩くと東の海を広々と望める位置にあるのだが、花蓮での日の出は拝めず。
 出がけに1枚。なんだか空港のトイレのようにだだっぴろいバスルーム(バスタブはないが)。

 宿のご主人の車で花蓮駅まで。道中お互いカタコトの英語であれこれおしゃべり。ここは山歩きも海水浴も一緒にできそうねと振ってみると泳ぐのは好きだけど山歩きはくたびれるからイヤ、などと話してるうちに到着。昨日はバタバタして撮る余裕のなかった駅舎を1枚。

 少し時間があったのでガラガラいわせながら駅そばをうろうろ。低く垂れ込めた雲の切れ目からキレイな空の青。

 周辺の植木は変わったかたちに根っこが張っている。

 昨日と同じ列車で台北まで、その先、別の電車(THSR: Taiwan High Speed Rail)に乗り換えて台中まで。ちゃんと教えてもらえれば券売機で切符を買うのも簡単(路線がいくつもあるわけじゃないし)。乗ってみると300系の頃の日本の新幹線のような雰囲気。そのつもりで車内を眺めてみるとデッキのトイレまわりとかくずもの入れとかも感じがよく似ている。なんとなく懐かしい。なんでも箱は日本製、足回りはヨーロッパ複数国製とのこと。…これだ、彼をあそこへ追い込んだのは。

 台中駅で下車し、乗ってきた電車を見送る。加速はやい。撮り逃さなくてよかった。

 宿に着いて案内を見ていたら、ここはテレビのチャンネル数がすごい。なかに「原住民電視台」というのもある。昨日の懇親会の場での会話でもそうだったが、台湾では原住民という語にあまりネガティブな意味はないのかも。聴くたびにドキドキするのは藤吉の勝手な妄想によるというべし。

 これだけ激しく移動していると時々自分がどこにいるのか把握できなくなっていることに気づく。桑原桑原。明日に備えてとっとと寝るべし。
 こりゃすごい。…わたしには韓国のあんちゃんのしかわかりませんが。
…台湾に来てから日本の百恵さんがすごくしつこい。むー。
 台風なう   台湾の天気なう