たかだか20に満たない数とはいえ、学生さんによるブログを毎日巡回し(見たという確認のために)コメントをつけるというのは、なかなか手間であった。というか、読んでて楽しいパワーブロガーがこんなに輩出するとは、数年ぶりの授業担当とはいえ誤算であった。間もなく大団円。次回の反省ために、もう少し穏やかに持続可能な課題とするための指針をメモしておく。
・カウントの対象とするのは月〜金の書きこみとする。
・前の日の書きこみまではカウントの対象とする。
…これをすると、日曜の晩に水曜や木曜の分の書きこみまでチェックしなくてすんでちょいとばかしラク。今回の授業では週に2回までカウントするとだけ定めていたので、土日もチェックしなければならず、これは半期1単位の科目としてはちょっと手間かけすぎ。張りきればいいというものでもないと反省。他大学だと人によってはツイッターを使って受講者と常時やりとりするようなこともあると聞くが、その耐ストレス性能に敬服する。というか、単にそういうのが好きなだけなのかな。
 情報処理の授業で課題にした個人ホームページ、提出された分をアップロードしようとしてうまくいかず試行錯誤で四苦八苦。…よくよく調べたら藤吉のニフティサイトの容量が限界に来ている模様。…先に「日々雑記」のお引越しをせねば。あ〜! …次回からジオシティーズにしようかな…。…画像のファイル名は半角アルファベットでつけなきゃって言うの忘れてたような気がしたな…。今回みなあまりに順調すぎて油断してしまった。イカン。
 それはそれとして、シラバスというのは「この授業を(ちゃんと)受けることによって、こういう力(知識、思考法など)が身につくようにもっていきます」という教員サイドのマニフェストだという位置づけをしていいと思うが、その一方で「親身な指導」を標榜する向きには「学生の事情に合わせて進め方を柔軟に変更する」ということを美徳とする場合もある。基本は、自分たちがそれなりのハードルを設けて受け入れた(ぷぷぷ)学生なのだから「これをクリアしてる学生ならこのくらいの進め方でついてこられるはず」ということが事前にわかってるくらいでないといけない、とも言える(その意味で今回の情報処理は受講生諸君を見くびりすぎた。反省しきり)。当初もくろんでいた進め方がままならないのだとしたら、それはつまり、「これをクリアしてる学生なら…」という目測が的確でなかったという点で問題にされなければならないし、加えて、それによって進度を落としたりしているのだとすれば「この授業でこの程度のことは身につきます」というマニフェストを結果的として反故にしているという点でも問題にされなければならない。…まあ、あっちこっちでマッチポンプなワケだ、と、まとめておこう。