山上8℃、ひんやりした雨上がり。今日は出勤早々の会議、だが、ものの1時間半でかなり濃いい情報・意見交換ができた。まだまだ捨てたもんじゃないよ。
 おとついご案内した感染力強く、対策ソフトで検知しにくいウィルスについて対応策情報を得たのでご紹介。藤吉パソコン・ USBはとりあえず大丈夫だった模様。…これから気易く学生のメディアを自分のパソコンにつなげないかも。なお、下記にご紹介する方法がオールマイティかどうかまでは保証の限りでないので、その点お含みおきを。
■ここから転載…一部編集しています

 このウィルスは、USB感染型の亜種または新種と思われます。主な感染源はUSBからで、USBを差し込んだ際のオートラン(自動再生)により感染します。このウィルスは、ノートン・アンチウィルス、ウィルスバスターでは検出されないか、アンチウィルスソフトそのものが、フリーズ・エラーを起こしてしまいます。
 この(ウィルスの媒介役を果たす)「autorun.inf」ファイルは、ウィルス本体である「dee3.cmd」というファイルをPC本体のプライマリーディスク(Cドライブ)等で起動できるようにコピーします。この結果、PCに接続されている全てのドライブに「autorun.inf」と「dee3.cmd」という2つのファイルがコピーされ、即座に実行されます。
 「dee3.cmd」が実行されると、これら2つのファイルを「システムファイル(隠しファイル)」として表示しないように、フォルダの表示オプションを強制的に変更してしまい、ユーザーの発見を遅らせます。
 お使いのPCがこれらの「ウィルス」に感染しているか、以下の方法で簡単に検査することができます。

 ■ 検査方法
1.お使いのPCの「マイコンピュータ」をクリック。
2.内蔵もしくは接続されているハードディスクおよびUSBメモリに、ウィルスと同名のフォルダを作成します。作成方法は以下の(例)で説明します。
例)PCに、Cドライブ と Dドライブがある場合
1.Cドライブの直下に(Windowsフォルダがある場所と同じ場所)に「autorun.inf」と「dee3.cmd」という2つのフォルダを作成する。
2.同様にして、Dドライブの直下にも同じ名前のフォルダを作成する。
3.フォルダを作成するときに「指定されたファイル名は既に存在します」等のメッセージが表示された場合は、そのPCにはウィルスが感染していると判断してください。
4.何も表示されず、フォルダの作成が完了した場合は、ウィルスには感染しておりません。作成されたフォルダはウィルスに対する強力な「ワクチン」として作用しますので、削除しないでおいてください(既に同名のフォルダがあるため、ウィルスファイルがコピーされるのを防ぎます)。
5.USBメモリをお使いでしたら、同様の手順でウィルスの検査を行い、フォルダの作成が成功したら、フォルダを削除せずそのままUSBメモリに置いてください。

■ここまで転載