山上15℃、曇り、と思っていたら降ってきた。風いささか強し、風がなければ蒸し暑かろう。
 見落としていた残務処理をカタすべく今日はデスクワーク(「机に向かって仕事」ではなく「机の上をキレイにする仕事」)に邁進。
 ちょいと前、高野山開創1200年はいつだったっけか、と金剛峯寺のサイトを見回していたらこんなページを見つけた。本学学生が全然いないでやんの。そういうところだってことだ。→こちら
しらせてネットこうやより:高野山のふもと、真田幸村ゆかりの九度山町に松山常次郎記念館がオープンしたそうです。明治17年生まれ、衆議院議員を7期務め、日米戦争に断固反対した人だとか。詳細は→こちら
 東京の国立公文書館が春の特別展示を実施しています。5月22日まで。昭和憲法の原本とかが見られるようです。ご用とお急ぎでない方は是非お運びを(ほぼ首都圏向けアナウンス)。詳細は→こちら
 6月2日(土)舞鶴自治体学会のプレフォーラムが開かれます。高野山のまちけんにも顔を出して下さっている高野町の副町長・高橋寛治さんが基調講演をなさいます。ご近所さんはどうぞお運びを。…まだアップしてないですが実はこの日、藤吉は えずけん 第2回を予定しているので参加できず。残念なり。
 日本アーカイブズ学会副会長の青山英幸さんが2007年度上半期のアーカイブズ・レコード・マネージメントせみなーを開講なさいます。早くにご案内をいただいていたのにアップが遅れたのは藤吉の不徳の致すところでございます。ご関心おありの向きはこの文の末尾のこちらから.pdfファイルをダウンロードして青山さんまで直接お尋ね下さい。申込締切は4月15日ですが、次のセミナーの案内を直接連絡して下さるかも。→こちら
 よその大学で学生募集を長くなさっていた先生が、むか〜し本学のことを「これだけ歴史があって、これだけ偏差値の低いところも珍しい」とおっしゃっていたのを時々思い出す。やっぱ、あるんだろうなあ、なんか。
 勤め始めた頃(10年くらい前)には「こんなんで大学生って言っちゃっていいわけ?」みたく単に驚いていただけだったが、その後「やっぱり衆生済度の大学ということだなあ、さすがだなあ!」という感心に変わり、最近はまた「要するに凡暗の方が御しやすいってことなのか…」と感じること多し。手厚い教育体制もいいけれど、手厚くしないとどうにもならない諸君を多く入学させざるを得ない自分たち、も直視しないとイカンだろうなあ。ぼちぼち「アタシのせいじゃないもんね」とは言いづらくなってきたぞ。
 いよいよ本学のウェブサイトがリニューアルを迎えます。だいたい6月中がメドのようです(藤吉は直接タッチしていないのでわからない)。ウェブサーバは学内からレンタルにお引っ越し(サイトアドレスは現在のまま)。ページデザインも専門業者との打合せが進んでいます。今後のページ更新はFTPではなく、オンラインで(はてなダイアリーとかmixiとかみたいなやり方で)やることになるようです。すでに膨大なページ数を数えている本学サイトですが、お引っ越しにあたって一気にスリム化することになりそう。…長らく一太郎でつくってきた藤吉ページをどうするか、早めに考えないといけません。
 デュルケームデュルケーム学派研究会会員のI氏を通じて、彼の指導教授である坂田正顕先生より、早稲田大学道空間研究会『現代四国遍路の宿泊施設』2003年、早稲田大学第一文学部社会学研究室『現代における坂東三十三所観音巡礼』2007年を頂いた。すこぶる役得!
 藤吉も参加させてもらった社会学本『現代文化の社会学 入門』が出ました(小川伸彦・山泰幸編著、ミネルヴァ書房)。3000円弱とちょいとお高いですが、自分が書いているからというわけではなく、なかなかいい本に仕上がっています。社会学の蓄積してきたものの見方、「世界」へのアプローチを多様な論者が展開しています。是非お手許に1冊。→こちら(出版社のページが開きます)