早起きして長々と電車を乗り継ぎ街の大病院へ。年に数度の皮膚科診療。もうほとんど薬をもらいに行っているだけに近いが、センセが丁寧に見て下さるのを楽しみにいそいそ。背中、もうずいぶんキレイになってきましたねえ、あ、でもちょっとこのへん、まだカサついてますね、と、指先ですーっと触れながら確認してたもる。くふくふ。あ、すいません。そこちょっと、爪でポリポリしてみてください。などと、ついお願いしてしまう自分を妄想しつつツラは神妙な面持ち。妙齢の女医センセ。むひむひ。…振り返れば、藤吉はガキんちょのころから学校でも病院でも、若い女センセには恵まれていた。こういうささいなところに気づき、幸せを感じられるのは年くった功徳である。この調子で、安上がりに幸せなじじいになっていくべし。
 きのうやり忘れていた奨学金作文もひとまず下書き完了。あとは会議にかけるまで忘れとく。がしがし!
…そういうと、昨日、今日と tenki.jp を全然見ていない。人間てば、勝手。
 ばっ、馬鹿は坊主になっちゃいけないとでもいうのか。坊主になってもいい利口ってのはどの程度の利口のことを言うんだ。言えるものなら言ってみろ。…と、一人でリキんでいても仕方がない。
 台風なう  警報なう  南海電車なう
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