インドの準備がひと段落。とはいえ第一稿ができたところなので、ちょいと寝かせてまた見直し。いくつか当初の予定から変更されるところもあり、最終版の完成まではもうちょっとかかる。
 今そういう見方がどのくらい妥当なのかよくわからないが、かつて日本で労働組合といえば政治的な左翼(が多い)という時代があった。左翼は国家を重要な敵のひとつと位置づけていた。敵との闘いにはいろいろな方向性があるが、敵に損害を与えるというのも重要な戦法になり得る。損害には経済的なものも含まれるから、多額の出費を強いるというのも効果のある戦法である。敵に出費を強い、かつ、その出費が自分たちの懐に入ってくるなら一石二鳥と言える。公的機関の労働組合において直接的・間接的に敵の出費を強いる作戦は、このようにして定着したのではないか。…という見方をどこかで検証しないといけない。こういう闘いにおいて、国家と国家政府との区別(なり関係なり)はどのように捉えられていたんだろうか。よく考えてみる必要がある(と、勝手に思う備忘録)。
アジア南方の天気なう