ためこんでしまった古い雑誌を「ささっと読んで処分する」作戦でかたし中(逃避行動ともいう)。日韓共催サッカーワールドカップ期間中に書かれた沢木耕太郎さんの記事が目にとまった。決勝トーナメント進出後の初戦、宮城での対トルコ戦の観戦記(「AERA」2002年7月1日付)…新潮文庫になってる模様。→こちら
■ここから引用

 スタンドに入って、またひとつ意外なことに遭遇した。そこに私が思い描いていた青い海ができていなかったのだ。雨が降っているため、多くの観客が白い半透明のカッパを着ている。そのため、青い海のようになっているはずのスタンドが、波打ち際で砕けた波のような色になっている。

■ここまで引用
 こういうところに、「思いに見合った行動をとるのは存外難しいことだ」とか、「日本」のゆるやかな解体であるとかを(ロクに裏とりもしないで)ぼーよーと考えることは、けっこう楽しい。
 
 






 ためこんでしまった古い雑誌を「ささっと読んで処分する」作戦でかたし中(逃避行動ともいう)。日韓共催サッカーワールドカップ期間中に書かれた沢木耕太郎さんの記事が目にとまった。決勝トーナメント進出後の初戦、宮城での対トルコ戦の観戦記(「AERA」2002年7月1日付)…新潮文庫になってる模様。→こちら
■ここから引用

 スタンドに入って、またひとつ意外なことに遭遇した。そこに私が思い描いていた青い海ができていなかったのだ。雨が降っているため、多くの観客が白い半透明のカッパを着ている。そのため、青い海のようになっているはずのスタンドが、波打ち際で砕けた波のような色になっている。

■ここまで引用
 こういうところに、「思いに見合った行動をとるのは存外難しいことだ」とか、「日本」のゆるやかな解体であるとかを(ロクに裏とりもしないで)ぼーよーと考えることは、けっこう楽しい。