山上1℃、空気ひんやり、青空すっきり。空が青いというのはうれしいことですなあ。今日も机仕事、会議、机仕事、会議。みちみち…。

 またホットメールがつながらない。なんだか今日はいつもとちがう不具合。あると便利なものはないとすこぶる不便。…なぜか復旧した。

…またダメになった。こっちのネットワークの問題なのか…。またすぐつながった。いいようにいじられとる…。 
 ひと段落ついたところでいそいそとおつかいに本山の宗務所まで。番頭はんもやりますが必要に応じて丁稚どんもやります。いい天気のなか玄関ではこうやくんがじっとお出迎え。

 おつかいは簡単に終了。チラシをお渡しに行くだけだったが、午後の集まりで配布して下さることになった。対応でしばしあわわ。帰りがけ、あんなに暗くて白かったあの風景が今日はすっかり春の好天。

 職場に戻ってしばらくばたばた。合間に会議もすませ(さくさくでよろしい!)午後からはもう一度本山の宗務所へ。大きな会議室で開催の高野山真言宗全国人権委員会(の後ろの方)に出席。これは真言宗の各地区で活動しておられる人権委員のお坊さんたちが全国から集まって開かれるもの。この1年の活動報告とこれからの方針が(まあ時間もあれなので儀式的ではあれ)確認され、そのあと研修会として講師をお招きしての講演がひとつ。今回は若狭・小浜の明通寺ご住職の中嶌哲演先生「原発と人権」。もともとは戦時の被爆者を救済する法律(被爆者援護法=1994年)をつくる(つくらせる)ための托鉢をずっとなさっていて、気づいたら地元で…ということらしい。

 若狭湾は言わずとしれた日本海側の原発銀座。小浜市も誘致の声が上がった(上げさせられた?)自治体のひとつ。だが、こういうポスターを大勢で街に貼りながら食い止めたそうだ。…この頃は原発ではなく原電。

 最後に話は若狭から東北へ。どうせ自分は日々いろいろ見殺しにしながら生きているし、そうやってるといずれ自分も見殺しにされる側にまわるんだろうと呑気なことを考えていたが、まじまじ聞くといたたまれない(知らぬが仏、知らせずほっとけ)。子どもらのことはとても書けないのでお話のなかで紹介されていたデータについてネット情報も参照しながら簡単に。
 放射線従事者中央登録センターという公益財団法人があって、「原子力発電所等の原子力施設で放射線業務に従事する場合には、当協会に昭和52年11月に設置した放射線従事者中央登録センターが運営している被ばく線量登録管理制度に登録(電算機に入力)される」ことになっているそうだ。で、そこが発表している「従事者」の人数の統計というのがご講演のなかで紹介されていて、項目には「従事者(個人識別)の登録」「放射線管理手帳発行の登録」「従事者指定の登録」「従事者指定の解除及び放射線管理記録の引渡し」「定期線量(年間線量)の登録」「経歴照会に対する回答」があるのだが、最初の「従事者(個人識別)の登録」だけみると、2010年は11,296件、2011年は28,729件、2012年は3月末までに491,470件となっている。すごい増え方。
 この財団法人、PDFで役員名簿評議員名簿を公開している。氏名しか記載されていない役員名簿で所属(元を含む)をねちねち検索していくと(だから同一同名の別人という可能性もある)、東京海上火災保険長崎大学日本原子力研究開発機構など。評議員の方では、三菱電機(日立)アロカ中部電力など。…公益というか、国益というのはワリがいいんでしょうなあとでも言っておいたらよろしいか。
 中嶌先生のお話で印象ぶかかったのは、日本には原子力発電所の建設を食い止めた地域がいくつもあるんだということ(もちろんそうそう報道などされないが)、だけでなく、そうやって食い止めた地域がある一方で建設を押し切られた地域もあり、食い止めきれずにある意味「負け」て弱った地域には食い止めた地域の分まで建設のしわ寄せがきており、それが「銀座」と呼ばれるような地域を生んでいるというご指摘。簡単には言えませんね「負けたんだろ、毒饅頭に」なんてセリフは。ヘタすると「しわ寄せを受けてくれてありがとう」くらいは言わないとイカンのかも。…NIMBY運動はいかにしてその限界を超えうるか。
…で、募集中だそうです。
…それにしても、大勢が閉鎖空間で唱える般若心経唱和のインパクトはなかなか。
 今日のAQI
 今日・明日のエアロゾル九州大学
 地には平和を。