山上マイナス1℃、クリアーな腫れ…もとい…晴れ。午後からの寄り合いまで、粛々と、しくしくと。
 いつもは東門(肉屋さんの横)から構内に入るのだが久しぶりの雪とて腰を低くして生きる練習をすべく正門(金剛峯寺駐車場そば)まで足を伸ばしてみる。朝日のよく当たる南都銀行軒先に下がった小さいがたくさんのつらら。

 道をはさんでまちけんをやってる樹林跡地前。日が当たらないところで雪かきするとこんな感じ。

 金剛峯寺前駐車場の鬼門にはデッカい塩盛りならぬ雪盛り。

 粛々となどと言いつつその舌の根も乾かぬうちに学生さんの「これすごいですよ」攻撃の誘惑に負けてしまった。すごい。たぶん読み終えた直後は目が充血してたんじゃないだろうか。卯月妙子人間仮免中』(イースト・プレス)。調べたら書名でも著者名でもいっぱいヒットする。未成年のよい子にはおすすめできません。…こういうのを貸してくれる学生さんがそばにいてはるというのは、きっと幸福なしるしなんだろう。それにしても片隅の庶民的プライバシー観念を粉砕する表現者パワーは圧倒的。参りました。
 バカっていうのは人のことバカって言う方がバカなんだよーだ。ブァーカ!