山上0℃、粉雪。今日は積もるかな。この季節毎度おなじみ、中庭の向こうでうっすら雪化粧した図書館。

…またホットメールがつながらない。ネットもやたら重い。むー。
 好んでそこに生まれついたわけでもないのに「あのお方のお子さまならきっと…」だの「この自分の子どもならきっと…」だのといったさもしく迷惑な期待をにじみ出させることがいかにまま不幸と愚鈍をまき散らすにすぎないものであるかということを身を挺して証し立てねばならぬ運命を引き受けんとしている、世界中の健気な子どもたちに満腔の同情をもってエールを送る。
 そういえば、教育社会学受講者諸君にお知らせ。担当の日に報告し損ねた人は、年明け1/16授業時の再挑戦を認めます。その気があれば準備して1/16に臨んで下さい。
 その分野で学びを深めるほどに他人の考えに耳を傾けるどころか他人の声を封じようという意欲が強まるのだとしたら、そりゃ一体どんな研究分野なんだということにもなるが、まあ、その分野全体に一般化するのはちょいと軽率である。文系か理系かに関係なく、どの分野にもその手のはいるのかもしれない。
 情報処理学会は会報やジャーナルだけでなく、研究会の報告など様々なコンテンツをPDF化してオープンアクセスにしている。お、と思った原稿をダウンロードしてどこかにしまい込んで、あれーどこに置いたんやろーとフォルダを探しまわらなくても、ここで整理されているものを見ればむしろストレスなく見つけることができる。クラウドの功徳というべし。本学発行にかかる論文誌のたぐいもこれにしてしまえば、経費削減に役立つだけでなく、あちこちの研究室や図書館に埋もれてしまっているものを読んでもらう機会を増やすことにもまた貢献するだろう(ついでにいうと藤吉のような素人が一太郎でhtmlをつくるなんてことをしなくてもすむし)。…しないかな。
 言うてる間に年内(年度内ではなく)授業ぶじ終了。これからの2週間ほどが大事。べしべし。