国文研が他の研究機関(数理統計研究所極地研究所)と共同利用の建物に入居していること、今の建物には一番乗りで引っ越してきたことは既報の通り。で、この春先から極地研究所のお引越しが着々と進んでいる。建物のエントランスは広い吹き抜けになっていて、そこに南極探検がらみの展示が並び始めた。
 素人には何の変哲もなく、ありがたみもわからない防寒服。…見た目で判断してはいけない、というのはひとつの真理なり。

 これまでに活躍した南極観測船。下段右にある小さなのが白瀬中尉の帆船だそうな(画像拡大できます)。こんなので行ってたのかー、…ではなくて、帆船て、すごいんだなー。

 あいにくこの建物には食堂、カフェテリアのたぐいがない。異領域の研究者集団が建物は共有しているものの、フォーマルな集まりでも持たないかぎり交差する機会はなかなかないだろうし、おそらくフォーマルな集まりがもたれることもないだろう。少し、もったいない気がする。