山上24℃、だが蒸している。不快に感じないのはやはりお山の気温が低いためだろう。
 億劫ながら出勤したのは大量に溜まっているだろう職場パソコンのメールを処理するため。長らく放置していたのでウィンドウズとノートンのアップデートをすませてからメールボックスを開く。結果(20070907〜0917)は概算で、新着:700、うちThunderbirdによる自動削除:500、手動削除した新着いんちきメール:50、各方面よりのお知らせ(広告)メール:80、正味の新着メール:70。…これで仕事を始めて1時間半。やむないこととはいえげんなり。あとは、渡豪調査のまとめ、新学期の準備で多分時間を使い切ってしまうだろう。
 なんで片づかないのかというと、要するに捨てないからだ。整理と廃棄が表裏一体なのはアーカイブズに関わるようになっていよいよ痛感する。心を入れ替えて「捨てる」を心がけよう。不謹慎ながら「どんなに忙しくても病棟のベッドは必ずいくつか空けておけ」という中井久夫先生のことばがここへきて身に染みる。「どんなに本を溜め込んでも本棚の棚は必ずひとつくらい空けておけ」。これをやんなきゃ。わしが悪かった。