ほな、しばしさいなら。
 早起きして真っ暗ななかスーツケースをガラガラいわせながら駅まで歩き、そこからポートライナー神戸空港へ。こちらも成田と思っていたら羽田だった。羽田での着陸時、またも主翼ひくひくを楽しむ。今回はちょっとアップにしてみた。よく引きちぎれたりせずちゃんと動いているものだ。

 到着後40分足らずで乗り継ぎ。少々慌てたが慌てるのが気分だけだったのは幸い。スムーズに台湾行きへ(両替もできたし)。乗り込んでから滑走路に向かう途中で一旦停止。見ると到着の飛行機が迫ってきている。

 それが通り過ぎるのを待って移動再開。けっこうなスピードで進んでいくが、振り返るとまた次のが早々に到着し滑走路を走っていく。すげーなー。管制官のみなさん大変。余計なことは考えないようにした方がいいのだが、けっこうこわいかも。

 せっかく早起きしてやってきた首都圏であるが早々に引き返して西方向へ。東漸中に見えるかなと思っていたが西漸中に見えた富士山。

 到着が近づいてきたところで機内アナウンス。台湾の空港は上空からの撮影が禁じられているとのこと。いい年こいたおっさんが「主翼ひくひくを撮ってるだけです」と言い訳するのもアレだし、おとなしく外を眺めているだけにする。ひくひく。で、着いたらなにわともあれ赤井英和(ちがうちがう!)…もとい…ここちよく一服。台北はあいにくの雨模様だがほんのり蒸した空気感がよい。明日からの強行軍にそなえしっかり休むべし。

 とは言い条、あんまり早くから寝てしまうのもあれなので予習を兼ねて少し市内歩き。すこぶる立派な台北中央駅。タロコ号の発車するホームも確認できたのでひと安心。呆けた旅行者にどちらさまもすこぶる親切。ありがたいことであるなあ。

 あちこち英語はもちろん日本語も通じまくりで(日本人同士の会話もよく聞こえてくるし)ちょっと緊張感が薄まるが、油断大敵火の用心にてはべり。
 宿は全館館内禁煙。商店街に面したところにあるが、そのあちらこちらにぼんやり煙を吐けそうなポイントを確認。これまたひと安心。

 ちなみに台湾時間は日本時間の1時間遅れ。時差が小さいのはやはり大層ありがたい。
 ほほう…すでに追いやられてしまった人というよりは、追いやられそうになるのを必死になって持ちこたえている人という場合もけっこう多いのかも知れない。一筋縄ではいきませんなあ。
 ちゃんと調べるヒマがなくいろいろなタイプを持ってきたのだが、台湾のコンセントは日本と同じであった。便利。
 台風なう   台湾の天気なう