まあ、そういうこともあったので、あらためて独立行政法人日本学術振興会理事長 安西祐一郎先生からの「平成24年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)の交付内定(日本学術振興会交付分)について(通知)」というお便りを読み返してみたら、こんな件があったことに今さらながら気づく。
なお、交付決定額については、平成24年度予算成立後に予算の範囲内において決定するため、交付内定額と異なる場合があります。また、本内定通知は、平成24年度予算が成立しない場合においては失効することを予めご留意下さい。
昨年度の4月、つまりは東日本大震災直後には「採択当初の予算を急遽3割カットして支給する」なんて話も出て、あちこちで困った困ったの声が聞かれていた(結局カットは行なわれなかったようだが)。で、今年度も、予算次第では取りやめにせざるを得ないプランがあるかも知れないというのは、それはそれなりにダメージだが、しかし、もっと差し迫った事どもに予算が宙ぶらりんのまま取り組まねばならない方々は、東北地方をはじめ全国にたくさんおられることだろうと容易に推察される。…何をどうすればいいのか簡単に答の出ないところが難儀でありますなあ。
それはそれとして、来週の金曜には九度山でこんなイベントが開かれます。ご用とお急ぎのない向きはぜひお運びを。