長々と電車を乗り継いで京都は山科へ。仙台で予定されていた日本社会学史学会大会、震災の影響で京都橘大学に会場変更。JR大阪駅構内の動線の悪さが多少改善された(ように感じられる)こともあり、JRで大阪から山科に向かう。…つもりが人身事故があったらしく電車が動かなくなる。乗るつもりにしていた列車(快速)は電光掲示板で1分遅れ、2分遅れ…と着実に遅れを刻んでいき、他の列車(各停)は「運休」に切り替わっていく。これは「何分遅れる見込みか」ではなく、「いま何分遅れているか」を機械的に出しているにすぎないと判断し、大阪駅を出て阪急梅田駅に向かう。が、こちらはこちらで車両故障のため間引き運転中。しばしホームにたたずんで京都行きの到着を待つ(こういう時かも、ツイッターを使いたくなるのは。「人身事故なう」とか「車両故障なう」とか。…藤吉的には、たしかにある種のガス抜きにはなりそう)。烏丸で降りて地下鉄を乗り継ぎ、山科からタクシーに乗って会場に着く頃にはすでに汗でぐっしょり。ひとつめのセッションをスルーしてしばし校舎の日陰にあるベンチで休憩(一服はガマン)。ぼんやり空を眺めていると山並みの上に入道雲がみるみるもくもく、だけでなく、みるみる山の向こうに流されていく。…なんだか、あっという間に夏だなあ。

 気にしていた仙台メンツとも幸い会場で顔を合わすことができた。穏やかに話しておられたが察するところ多し。セッションの途中、ふと気がつくと教室入り口におもしろいものが。これ、学生証をかざすと出席をとれるようになっているというシステムかも。あちこちの大学で導入中と聞いたことはあるが、目にするのは初めて。
 
 夕方は早めに抜けあれこれの謀議で街なかへ。ちょいと先のことだが2月はいい集まりにできそう。しめしめ。
 以前に藤吉が職場の紀要に書いたものが、どういう事情からかフランス語のサイトで売りに出されている。…ちょっとオンラインショッピングしてみたい気もするが、勇気が出ない。
 あらためて、メールで届いたフェイスブックからの第一報を見てみる。差出人名こそ知り合いのものだが、

タイトル:フェイスブックで一緒にあの頃の思い出を語ろう
本文:こんにちは、Fujiyoshiさん
Facebookでプロフィールを作成しましたので、ぜひ見てください。Facebookでは、写真や動画のアップロード、イベント作成などを通じて友達と交流を深めたり、ネットワークを広げたりできます。ぜひFacebookに登録して、自分のプロフィールを作ってみてください。
敬具
T***(←ここが知り合いの名前)

…自動送信された文面であることが丸わかり。そもそも件のT氏は「あの頃の思い出を語ろう」などとユルいことを言ってられるほどヒマしてる人じゃないし。あらあら、そっちから連絡してくるとはお珍しいという気持ちがつい油断を招いてしまったようだ。