復習のつづき。
 ネットを使ってオンラインで出張先の宿を予約し、そのさい使用するクレジットカードの情報なども入力しておけば、虚偽情報を入力しているのでない限り(!)利用者の人物特定はすんでいると言える。特に会員制をとっているホテルのリピーターや、旅行案内ポータルサイトの会員であれば、これら情報の入力でほぼ手続きは完了していると言ってよい。にもかかわらずしばしば宿泊先で宿帳の記入を(「お名前だけで結構です」などの一言つきで)求められるのはなんでかというと、これがやっぱり指紋の収集のためなんだそうな。生体情報への執着、侮るなかれ。