山上19℃、すずしめの白っぽい晴れ。湿度は低めのようだ。
 ヤボ用にて出勤。提出しなければならない書類があり、それは昨日のうちに9割がた完成していたのだが、最後の最後のところで、書類をプリントアウトして捺印しなければならないようになっている。それがなければ電子データで事務に送信すればすむのだが、あるいは、捺印のページのみ事前に紙ベースで提出しておいて、残りの部分を電子データで提出するというのでもいいのだが、その、最後に詰めるべき部分を含むページに捺印が必要なもんだから、結局足を運ばざるを得ない。準備の悪さがさらに余計な手間を呼ぶという典型にござる。
 とりあえず書類づくり3種類完了! ほっと一息。公的な助成を受けるとなるとそれに見合った成果や展望を用意するのはもちろん、要所要所で事務的な書類を用意しなくちゃいけなくって、結構こまい仕事になるので憂鬱。年度はじめはそれが集中するから憂鬱を通り越して剣呑な気分になる。就中、今年は殺人的なスケジュールの書類作成が1件あって参った。募集が始まってから準備しているようでは遅いということ、募集がかかったらさらさらさらっと能書きを書けるくらい、それ以前に研究蓄積をもっておかないとあかんということ。普段の精進、不断の精進、でござる。
 「忙しい」と言うのをやめよう。忙しいというのは「あらかじめ立てたスケジュールで仕事をこなすことができない(能力の不足)」か、「所定のスケジュールの中で自分が処理できる仕事量を把握できていない(能力の把握の不足)」か、どちらかだと言い切ってしまうことが必要なんじゃないか。要するに「忙しい」って言ってるようじゃプロを名のってはダメダメということだ。アタマの使い方が悪いのか、使ってるアタマ自体が悪いのか、どっちなのかをまず考えよう(そんなに追い詰めてどうする!)。
 引導を渡すのが習い性になると自分が引導を渡されることへの抵抗が強くなっていくのかも。「ありがとうございました」が「もういらないよ」にしか聞こえない耳になっちゃうんだ。