山上4℃、限りなく雨に近いみぞれ(別に黒くはない)。じゃーじゃー落ちてくるみぞれの中に咲く桜(一部もう咲いている)のピンクがキレイ。
 これまた先週末の研究会で聞いた某大学での話。震災からの復興を進める一方で、その復興の過程を記録に残そうという動きも出始め、また被災の「記憶」を記録しておこうという動きも早々に出始めている。どのような記憶がどのように記録されているか、そのあり方を(さらに)記録しておくことも、また重要なのではないかという話を授業でしたら「社会学者は冷たい」というコメントが後で受講者から返ってきたそうだ。「それどころじゃない」人々のなかで、たとえばこういうことをやるには、ある種の勇気がいるかもしれない。しかし、日々の食い扶持とは関わりのないものを瓦礫のなかに探す人々が多くあるということからは、人々にとっての記録と記憶の重要性を感じることができる。
 昼近く、みぞれがあられに変わった(とりたてて黒くはない)。
 昼過ぎからホットメールにアクセスできなくなった。…困ったな。…ほぼ1時間ほどで復旧。時々ある発作であったか。
 むかーし、学生のころ友人の組んでいたバンドが「放射能に国境はないわ〜」というフレーズのある歌を歌っていたが、厳密に言うとこれは適切な用法ではないそうだ。とはいえ「放射性物質に国境はないわ〜」ではちとマヌケにはべり。