9月に入った国会図書館では机に資料とノートを広げて熱心にメモをとる年配の人々のほか机につっぷしたり、椅子で体を伸ばして口をあんぐりさせたりしながら居眠りしている若い人々がちらほら。こちとら出張費かけて限られた時間で調べものに来てるのに、と思わないでもないが、京都での学生時代を思い出せば得心がいく。2時間かけて神戸から通っている学生の方が、構内に住んでいつでもいけるとタカをくくっている学生よりも授業にはちゃんと出る。多分それと同じことなんだろう。