所用のため東京へ。都心部で用事第一号をすませ西漸しつつ順次用事を片づける。途中、個展のお知らせをもらったJR阿佐ヶ谷駅のそばにある喫茶店へ。近所にあったらけっこう入り浸るかもと思えるようなお店だが、お話を伺ったご主人によるともう10年近く閑古鳥の日々らしい。地価が上がって学生の住みやすい街ではなくなってきたこと、携帯電話の普及で支出に占める喫茶店の優先順位が下落傾向にあること(「そもそも選択肢に入れてもらえてない」だそうな)、などが察するところ理由らしい。
 作品だけ見せてもらうつもりで来たが、懐かしい人々2人にも会ってしまう。いささかならず長居してあれこれくっちゃべる。とりあえずおふたりともお元気そうで何より。
 あと数日で閉店となる件の喫茶店。ご主人曰く「もうおわりにしてやんないと」。