久しぶりのお籠もりで粛々と作文を進める。
 再び木下敏之さんのメールマガジンから。夕張で医療の再建に取り組む村上智彦ドクターの所見。厳しいねー。本来、目の前の患者に注力してていいはずのドクターにここまで言わせてしまうというのはよっぽどのことなのかと思えるが、現地の事情をよく知らないので何とも言えない。全国的に見れば夕張は単に氷山の一角に過ぎないのか。すでに高野山では山上で子供が産めなくなっているという話は小耳にはさんだことがあるが。
 で、夕張の医療再建を報じるメールマガジンのお申込は→こちら
■ここから引用

 「以前のやり方を残しつつ少しずつ改善すると」いうやり方が普通に思えるかもしれませんが、破綻した北海道の地域ではこのやり方だと改善はできても改革はできませんし、せっかく一番最初に破綻したメリットが消し飛んでしまいます。
 夕張が破綻したのは国の政策が悪かった、道庁の監督不行き届き等と言われていましたが、町の方針を決めた議員や首長を決めたのは住民ですし、住民が自分達の事しか考えず、だらしないから破産したと思っています。
 その自覚がない町に再生などありません。

 夕張の病院の未納金が2億円、
 市営住宅の滞納3億円、
 給食費の未納率北海道1位、
 生活保護25%

 という数値を見て、普通でしょうか?私にはそう思えません。
 開業して約1年近くなりましたが、現在は夜間休日のコンビニ受診や救急車は激減しています。外来でも真面目な患者さんが増え、高齢者でも糖尿病の血糖値や血圧が安定した人が目に見えて増えています。

■ここまで引用
 明日からしばらくドサまわりでござる。

 出先から更新中。6月にブダペストで開催される社会学の世界大会に参加するための準備が少しずつ整ってきた(資金の工面はもちっと先)。基本的にはいま進めているアーカイブズの調査研究の成果報告ということで、調査チームのメンツでセッションを作るという計画だったが、幸いにも、大会の公式サイトでの呼びかけに応じてノルウェーアメリカからも報告者を迎えることができた。どっちもおもしろそうな内容です。準備できたところから一部アブストラクトを藤吉サイトでも公開しました。よかったら見てみてください。→こちら
 空気が乾燥している。あちこちで指先からプチ落雷。いてて…。