学内の同和研究会から派遣され、「2006年度第1回関西学長、人権・同和問題担当者懇談会」に参加のため大阪市内、大阪人権センターへ。実は藤吉は部落差別をあまり身近に経験したことがないのだが、当日の講演によると企業も一般家庭も、就職や面接に際して相手の身上調査をすることが常識になっている場合が多いそうだ。結婚の際には釣書というか家系図を取り交わすということもザラだとか。すげえ。ひとつの言い方として部落差別を異質なものの排除と表現してもいいだろう(どのくらい「異質」なのか、正直なところよくわからない)が、しかし、そうやってそれなりの資金と人材を投入して他人の身辺の洗い出しをし続ける大阪(関西?)の文化こそが、あたしにとってはまさに「異文化」であると言わなければならない。なことやってるから大阪は地盤沈下してるんちがうかと思うことしきり。精力善用でござるよ。…という程度の感想しかもてない藤吉がなんで同和研究会に配属されてるのかというと、まあ、端的に言って本学の人材不足、いうことであろうなあ。