ほえほえくまー@tenki.jp。

・台湾立法院Live蘋果日報
・台湾立法院Live@ニコ生。
 蘋果日報トップページ台北立法院の様子が数枚スライド掲載されていて、参加者が手にするプラカードの中に「立法 破 黒箱」という言葉が見える。「議員よ、ブラックボックスを開けろ」くらいの意味じゃないかと思うが、大事なのは、政府を倒すことよりも、中身を隠したまま物事を進めるのをやめろ、というのがここで要求されていることなんじゃないかと思う(倒せと言った途端に破壊分子に区分されるだろう)。ウィキリークスIt's time to open the archives.を標語に掲げているが、オープンになったブラックボックスの中身を確かめて、それからどうするかが自分たちに返ってくるというのは、どこに「自分たち」がいようと課題は同じだろう。ひるがえって、が、むっきっきー!
 あ、それ、不思議ではない、と思う。
 "I'm a Taiwanese " Young Generation Guarding Taiwan Democracy@YouTube.
…しかし、よくまあ強権発動せずに踏みとどまってるな。 
 外に漏れるから内緒にするとオマエは黙っとけの重なり具合について。
 で、ずっとパソに貼りついているわけにもいかず、後ろ髪を引かれながら長々電車で街へ。いつもの読書会ながら諸般の事情で今日は東三国。いい天気。空が広いと息をつけるような気がするのはたぶん平野育ちの子だからに違いない。

 プリントアウトしてきた地図を見ながら目的地へ。あ、あさってが占拠…もとい…選挙だったっけか。ほとんど信任投票状態の掲示板。

 しばらく歩くと川沿いに出た。電線邪魔の介なれど、むいむい流れていく雲を見ているとうれしい。

 で、それがすんだら今日はさらにお出かけモード。読書会の関係者に引率していただきJR福島駅からてくてく。で、ここ。

 ちょっとぼんやりのポスター。

 入口にはごっつい幟。観せていただくのは実は初めて。

 おもしろかった。観てる間ずっと、むかーし、30年近く前に西部講堂で観た霜田誠二という人のパフォーマンス(たしか「スケッチジャパン花嵐」てなタイトルだったと思う)を思い出してぐるぐるしていた。アルミホイルを体中に巻きつけて登場した演者が、短い台詞(自作の詩だと思う)を読み上げ、そのあとフロアにスライディングする。フロアにはペンキが流してあって、スライディングのたびあたりに飛び散るわ演者が色づいていくわを繰り返し、繰り返すたびに巻きつけられたアルミホイルがほどけていき、演者の動きがだんだん色つきの素っ裸になっていく。他人の裸体を、数メートルの距離をおいて、しかも動いているところをまじまじ見るという機会はそうそうあるもんじゃない(銭湯ではメガネはずして湯気の中だし)。演者の動作につれて演者の四肢や体躯の筋肉が緊張したり弛緩したり。こりゃおもしれーなーとまじまじ目を皿の介。
 他人のことを用もないのにあんまりじろじろ見るもんじゃないという感覚を植えつけられてしまった者には、まじまじ見てもよろしいという舞台が快楽である。まじまじ見るだけだったらもちろん映画やテレビ、写真なんかでもいいわけだが、舞台をまじまじする観客は、まじまじしている自分を舞台から確認されているかもしれないという(あんまり意味がよくわからない)感覚にむずむずしたりする。
 普通に道を歩いていて障害者(電動車の高齢者も含め)を目にすることはそれほど多くない。だから珍しい。珍しいものはまじまじしたくなる。が、普通の空間でまじまじするのはアレなこともある。舞台に上がっている演者なら、障害者であるない、着衣であるないにかかわらずまじまじしてよろしい。
 もの珍しさだけだったらたぶん飽きがくるだろう。これまたむかーし、学生の頃にバイクで事故った友達が一時期松葉杖をついていて、それがいらなくなってからもしばらくのあいだ健常者の歩行ができなかった。有り体に言って「びっこをひく」という状態で歩行していたのだが、ある日「おーい、藤吉!」と学生寮の廊下を向こうからその歩行スタイルで、本人はすっかり回復したつもりで彼が走ってくるのを見て思わず逃げそうになった。あれはいま思い出してもこわかった(またぞわぞわしてきた)。友達が走ってこっちに向かってくることなど日常である。そんなのはちっともこわくない。単にその走り方が事故前の彼と異なる「異形」だったからだ(みるみる迫ってくる高速びっこを想起せよ!)。
 初めて見た舞台だから、まだ演者の動きそのものの物珍しさが目についているのではないかと自分で思う(生演奏の音楽と合わせるのにどのくらい練習してるんだろう、とか)。チャンスがあればあと数回は観て、目が慣れてきたあたりでどんな印象を持つか確かめてみたい。
 楽日の日曜は満員御礼チケット完売だそうな。明日はまだ席が残っているそうです。どうぞまじまじの快楽を。
 そういうと、会場への道中でお話ししていたら、30年以上前にひょっとするとMEICON IIIですれ違っていたかもしれないということを同行のおひとりと確認。昔話はしてみるもんですなあ。
 もどってきたら、まだ続いてるし。怪我人なくぶじ決着しますように。
募集中だそうです。…いつの間にか取扱い停止になっている…7月中旬スタートで再開してます。
 あれから10年後までの予想
 今日の燃料棒@TEPCO。…506/1533
 今日のAQI
 今日のガイガーマップ
 今日・明日のエアロゾル九州大学
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