ぶももももも@tenki.jp。

 今日も電車の日。降りるのは河内長野駅。そういうと、このあたりにはこういう四文字地名がけっこう目につく。河内松原とか。河内長野の近くには大阪狭山という市もあるし。あと大和高田とか紀伊山田とか。南海電車高野山近くには紀伊神谷、紀伊細川というのもある。…それはそれとして、目当てはこの商店街を抜けてさらにその先。

 歩道のない路肩には雪が少々残っているが、むしろこのくらいの方が油断して歩きやすい。これでつるりんとなったらお笑いである。

 で、めざすはここ。やっているのは大学書道部の作品展。しかし風が冷たい。

 会場への作品搬入は木曜だったので予定どおりできたが、初日の金曜(きのう)は雪のため車を出せず予定したメンツが集まれなかったそうだ。雪の余波できのうは来場者も少なかったとのこと。残念。会場に居合わせた部員の学生さんに解説してもらいつつぐるりと拝見。なかなかおもしろいハンコも発見。帰りは駅まで学生さんの車に便乗して送っていただく。ありがたいことだ。
 で、帰ってきたら、あ〜らよ、出前一丁でほっこり。
 そういえば先日の集まりでもうひとつおもしろいことを聞いた。これは報告者からではなく、2本目の報告の質疑応答の時フロアから出されたもの。藤吉は初めて知ったが(大阪のみなさまにはとっくにおなじみなのかもしれないが)部落差別による結婚差別のひとつのあらわれとして「部落の人と結婚すると障害児が生まれやすい」というのがあるそうだ。ほんと関西の人はなんでもひとからげなんだなーと、それ自体ヤバイかもしれない感想を抱きそうになるが、部落の人は外部の人と結婚しにくい→内部の人との間で結婚が繰り返される→近親婚が増える→障害児が生まれやすいという、なんというか風が吹けば桶屋が儲かる的な連想でそういうことになっているそうだ(「そういうことになっている」と書いたが、関西圏で、あるいは大阪圏でどのくらいこれが「生活知」となっているのか藤吉にはわからない)。で、まあこれはいいとして(よくないです)、びっくりというのはその先のフロアからの発言部分。部落のなかには同和地区に指定され、住環境がすこぶる改善されたところも多く、かつ、そういうところでは老人や子供を含むいわゆる「健康な成人男性」と比べれば身体的弱者であるような人々への福祉も行き渡るようになっており、ために、地域を歩いていると車椅子で外出している人を見ることが他の地域に比べて多い。車椅子の人が気兼ねなく出かけられるようなまちづくりができていること自体はとても素晴らしいことで、そうでない地域における環境整備の遅れをなんとかすべきだということは前置きしておいて、結果論として、同和地区の方がほかの地区に比べて車椅子の人をまちで見かける割合が高い→同和地区の方がほかの地区に比べて障害者が多いという、冒頭に紹介した予断を強化するようなことになっている。こんな指摘、考えたこともなかった。車椅子の人を多くまちで見かける地域=障害者がたくさん生まれる地域という連想は、しかし、考えてみればついやってしまいそうな連想ではある。それだけないことにされているということだろう。高野山も、電動3輪スクーターに乗っているご老人は見かけるが、車椅子の人はたぶん南山苑でしか見たことがないような気がする。藤吉が同じ経路を行ったり来たりしているだけだからに過ぎないかもしれない。どうかな。
 高野山大学書道部学外展は明日(2/16)の午後4時までです。よろしければお運びを(ほぼ近在向けアナウンス)。
 それにしても、寒いとすぐに眠くなる。
募集中だそうです。…いつの間にか取扱い停止になっている…7月中旬スタートで再開してます。
 あれから10年後までの予想
 今日の燃料棒@TEPCO。…308/1533
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 今日・明日のエアロゾル九州大学
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