ホントだ。文系の入り込む余地はほとんどないといってもよさそうな狸たち。
 福井県文書館で嘱託職員(古文書担当)を募集しています(職員住宅の貸与もあるようです)。詳しくは→こちら
 自分(たち/だけ)は大丈夫とか自分(同前)には関係ないという信念の強さについて。
 今日も今日とて長々と電車を乗り継ぎ和歌山へ。今日は学内の人権研究会からの派遣でこれ。といえば聞こえはいいが文字面では知っていた説教節なるものをナマで聞いてみたいという下心ありあり。ラッキーだったのは南海和歌山市駅から歩いてそれほど遠くないところだったこと。電車を降りるとベラボーな温湿度だったが、なんとか倒れる前に到着できた。あった。ここここ。お寺さんごとに大学の宣伝をして下さったらこれはありがたいことですなあ。

 少し早めに会場入りし、受付の方にお願いして持参した来月末のイベントのチラシを配布していただく。…30もあれば十分だろうと思っていたら3倍近い来場者。かえすがえすも抜け作の介。もっとコピーして持ってくりゃよかった。むむ〜。で、今日の会場はこちら。わくわく。

 あとで伺ったところでは今この世界を引っぱる力量の方がお越し下さったそうだ。なんだか久しぶりに日本語らしい日本語を聞いた気分。内容は重かったが幸せ。
 夜間中学といえば戦争やら戦後の混乱やら貧困やらで文字を学ぶ機会のなかった今となってはお年寄りのみなさんのためのものと思い込んでいたが、そしてその見立ても全く的外れというわけではないが、たとえば家庭の事情で親に連れられ各地を転々としているうちに学校に通いそびれてしまった10代後半の人とか、帰国後十分なサポートを受けられないままでいる中国残留孤児の人たちとかにも頼りにされているそうだ。というか、夜間中学以外にそういう人たちのための受け皿が存在しないというのが現実らしい。…勉強ができるというのは本人も努力したのかもしれないが、余計なことを考えず努力できる環境にあったというのが基本的には偶然の産物に過ぎないということがまざまざ。お話もなかなかのインパクト、下心も満足、あっついのをおして出かけてよかった。
 それにしても…。
 10年後には水没かBBC
募集中だそうです。…いつの間にか取扱い停止になっている…7月中旬スタートで再開してます。
 今日のAQI
 今日・明日のエアロゾル九州大学
 地には平和を。
 科研費ロゴ@JSPS。