今日は傘をささずに軽々歩けそう。うれしい。
 長々と電車を乗り継ぎまたしてもJR芦原橋へ。ガード下の改札を出るとすっかり夏。

 リバティおおさかに向かう途中、はるか遠くにハルカスを見はるかす(言っちまった。めひぃー)。

 駅からリバティまで、どうもいつもと違って妙齢の娘さんたちがぞろぞろと集団をなして歩いて行く。到着してみると、今日は近畿大学のイベントもあるようだ。この講演がめあてのひとつらしい。

 今日はワークショップの前に外へ出てプチフィールドワーク。学芸員さんの解説つきで近所の神社や屋敷跡(の公園)を見学したり、かつて部落と外界を結んでいた一本道を歩いてみたり。このへん一帯は空襲で多くの人が亡くなったそうで、その供養塔が神社にあった。…やっぱり新しいパソでやるとタテにしたものがヨコになる。なんでかなー。…で、古いパソでやるとちゃんとタテになる。おんなじレッツノートなのになー。PictureManager と PhotoEditor の違いかなー。よくわからない。画像がデカくなると対応できなくなる点を除けば後者の方が好き。

 来る時もちょいと気になったがフィールドワークの帰り道にまた近くを通ったのでお尋ねしてみたら、歩道橋にかけられていた案内幕は撤去になったようだ。歩道橋は自治体の所有物でそれを私的利用するのはまかりならんという論理らしい。撤去と歩道橋の再塗装費用もリバティ側の負担とのこと。彼とそのお仲間たちのやりそうなことというのが丸出しだが、それはそれとして、NPO公益法人の広報活動に公共の建築物を安価に提供するというしくみが作られるとよさそうに思う。別に市長や府知事の私物じゃないんだから、リバティだからタダというのではなく、パブリックな利用をフェアに促すしくみをつくっておくのが大事だろう。…そんなのは票にならないのかも知れないが。みんなのものだから誰にも使わせないの論理が簡単に働くのはなんでだろうか。「公共のもの」と「みんなもの」は別物なのかも知れない。

 フィールドワークを終了して館内でのワークショップまでしばし休憩。で、外に出てぷかー。もう夏の雲。そこらじゅうアスファルト張りだし、あっついわ。

 先のワークショップは相当な人出だったが今日はなぜだかその時の半分以下。まあ日によるのであろうなあと思っていたが、界隈を歩きながらみなさんの会話を聞くともなく(うそうそ、耳ダンボになって)聞いていると、どうも今日は似通った(と言っていいのかどうか)イベントがよそでもあったらしい。まずはピースおおさか、それから天満橋ドーンセンター。ぶつけられちゃったねーという声と共に今だとやっぱり人権より平和だもんねーという声もあり、なかなか複雑。人権なき平和というのはちょいとシュールである。
 何回かお邪魔しているが初めてまじまじ見る館の入口。もともと地元の寄付で建てられた小学校とのこと。で、設計がドイツ人建築家で意匠が陸軍士官学校にそっくりなんだそうだ(伝聞情報ばっかり)。大空襲で一帯が焼け野原になった時この鉄筋の建物だけが残り、火傷や怪我を負った人たちがたくさん運び込まれていたという。だから、地元のお年寄りにはそれがフラッシュバックするのがイヤでそもそも建物自体に近寄りたくないという人もあるとのこと。…思い出し笑いってのは何年経ってもいいものだが、じいさんやばあさんになっても幼い頃の恐怖がフラッシュバックするってのはイヤだろうなあ。そうとうイヤそうだ。怖いのや痛いのはイヤ。

 今回のワークショップでは自分でもお題を出してみた。ついでに7月企画の宣伝もさせていただけたのでしめしめ。博物館にはおよそ3万点の資料が所蔵され、目録は手書き紙ベースのものがあるだけだそうだ。これはもったいない。このあたりから何かお手伝いできることが見つけられるとよさそう。…しかしいっぺん見てみたい、収蔵庫。
 小一時間のフィールドワークで頭頂が日焼けした気がする。てっぺんアタマかいー。
 きれいにしておくために掃除する、ではなく、掃除するためにしばらく汚しておく、というのもアリ。
 言われたときだけ喧嘩腰でやるってんじゃなくて、言われなくても普段からフツーにやってりゃそれで問題ないんです。
 そういうと、例年の今ごろ(6月下旬)は梅雨バテと称してずいぶん疲弊していたような気がするが、今年はそうでもない。やっぱり気温低めなのかも。
募集中だそうです。…いつの間にか取扱い停止になっている。
 今日のAQI
 今日・明日のエアロゾル九州大学
 地には平和を。
 科研費ロゴ@JSPS。