北朝鮮がミサイルで日本を狙うようなことがあったら日本のどこを狙うだろうか。あんまり遠くなくてダメージの大きなところと言えば日本海側の原発銀座だろう。いいんだろうか、原子力燃料を避難させなくて(倒置法…人間の避難を先に考えないのは本末転倒かも知れない)。どうせ北朝鮮のミサイルだし、命中しっこないと思われているんだろうか。で、本当に命中したらまた想定外という言葉を使うんだろうか。そういうのを平和ボケと言わないで平和ボケという言葉を使う人がいたら、あんまり信用したくない。BBCによると日本海側はノドンの射程距離内、テポドンなら沖縄も含む日本全土が射程内に収まる。台湾もテポドンの射程内。日本に向けて発射して台湾方面に向かったらそれこそ流れ弾迷惑男。…まあ、事情通な人々は「どうせ水面下で話はできてる」なんて思ってるのかもしれない。
 今春からおそらく本学史上初の(ちゃんと裏とってません。すいません)英語での授業(not 英語の授業)が開設されます。テーマは An overview of the teachings of Shingon Esoteric Buddhism taught in English で、授業の概要は次の通り。

The major topics and teachings of the esoteric Buddhism of Kōbō-Daishi Kūkai and the Japanese Shingon school will be examined through lectures and discussions based on assigned readings of translations of primary materials in English translation.

 で、ダメ押し的にこんな注意書き。

The medium of instruction is English. Registration is open only to those with an advanced level of English comprehension and by permission of the instructor. This is not a language class, it is an academic content class in English at the US undergraduate level. Japanese or Chinese reading ability is not required. Students must complete the required readings assigned for each class.

 昨年度末の教務委員会でこのプランが出たときには(大笑いと共に)「受講者がゼロでも3年は続け(ていただき)ましょう」なんて声もあったくらいの傍若無人的授業。1人でも単位取得までたどり着く人がいるとよいなあ。…ちなみに、科目等履修生になれば学外の方も受講できます(有料です。申請後に審査もあります。詳細は大学までお問い合せを)。火曜日の2コマ目(予定)。たまたまなんだけど(ホントです)藤吉君は、ちょうど授業のない時間なんだな…。
 税金での運営ができなくなるなんて考えてうっかりリバティおおさかを公的機関だと思っていたのだが、勘違い。ここは公益財団法人だった。公益財団法人てのは「公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律」に定められている法人(政府機関が法律をウェブに上げといてくれてると便利)で、利潤を上げることを目的とせず社会に有益なことをやる(ことをめざす)団体という意味で、思い切り平たく言えばNPOと同じものと思っていいだろう(宗教法人や学校法人、あるいは医療法人や社会福祉法人も同じくくり)。…ここで素人的な横道にそれると、「利潤を目的としない」というのは「そこで働く人が無給である」とは違う。そこで働く人の給与や報酬(どう違うかは知らない)は、建物の維持や物品の購入などと同じで、法人業務をまわすための「必要経費」になる。で、ここにいう「利潤」というのはそういう(人件費も含む)必要経費を支出した後なお残った財産(お金とか)から「株主」と呼ばれる出資者に分配される「配当金」だと考えたらいいというのが現状での藤吉理解。要するに上がった利益の一部を株主に分配する株式会社は「利潤を目的とする」法人だと言える。ずいぶん前にはやった「会社は社員のものか株主のものか」なんて話題もそのへんにからんでくるんだろうと思うが、ここがどうも、こういう意味での「利潤」にピンとこないとわかりにくい。そもそも「誰かに出資して、その『誰か』に仕事をさせて利益の一部を受け取る」という発想が希薄な世界に生きているということなんだろうと思う…。以下、本題に戻る。
 で、そういう公益法人には理事会とか評議員会という機関が置かれていて、そこが法人をまわすことになっているのだが、どういう人たちがリバティをまわしているんだろうかと思ってこのページ(組織図)からPDFを開いてみると、立派気な先生方がたくさん並んでらっしゃる(名簿は20120401現在)。まあ、NHKの経営委員会がどのくらいNHKをコントロールしているのかわからないというのと同じでこの理事会がリバティをどのくらいコントロールしているかわからないが(一部の学校法人の理事会みたいにお仲間うちのアテ職という場合もあるだろうし、どういう基準で選任されてるのかな)、ざっくり見たところ博物館業界関係者は少数派の模様。議事録までウェブ公開されているわけではないのでどんな話が理事会(や評議会)でなされているかはわからないが、例の展示をめぐる指摘(暗い、後ろ向き、夢を持てない)について議論が交わされているのなら、それが公開され広く共有されたらおもしろいような気がする。
 優等生であるとは、その場を取り繕って答える技能に長けていること。重宝はされるだろうがそれだけ。むかーし、ああ言えばナントカなんて揶揄された有名人があったが、実はみんなムジナさん。…とはいえ、優等生にも限界はあります
 毒饅頭、バリエーションはいろいろです。
募集中だそうです。
 今日のAQI
 今日・明日のエアロゾル九州大学
 地には平和を。