相変わらず古雑誌読み中。AERA(20100906)の表紙にAKB48のみなさんが大挙して登場。通常1ページ(A4サイズ)におさまりきらなかったらしく二つ折りになった表紙のそれぞれにひとかたまりずつ。二つ折りのちょうど真ん中あたりにどちらの固まりからも離れて(左のかたまりから右のかたまりに歩いて移動するような様子で)ピンになっているのは階級の高い方に違いない。…本誌の中ほどに記事があった(pp. 41-45)。「上位30人が描く「5年後」 AKB48が日本を救う」という中表紙につづけて写真たくさんの本文記事4ページ。表紙の真ん中の方は大島優子さんと判明。総選挙イベントでトップになったそうな(1位大島優子(3万1448票)、2位前田敦子(3万851票)とある)。…まだ記事あった(pp. 51-53)。「AKB48はどこまで支持されるのか 起爆剤は「偶然」だ」では、各界の専門家のコメントで記事を構成している。寺脇研(元文部科学省審議官、「ゆとり教育」提唱者)「総選挙はあくまで「シャレ」 実態はゆとり教育世代の象徴」、板東眞理子(昭和女子大学学長)「人間的な柔らかさが彼女たちを大女優にする」、小笹芳央リンクアンドモチベーション社長)「AKB48の「組織作り」は新人教育に悩む企業のお手本」、小幡績(経済学者、慶応ビジネススクール准教授)「完璧すぎるシステムで爆発力に欠けるかも」。
 ちなみにこの時期まだ連載(ひつまぶし)を持ってらした野田秀樹さんは中村勘三郎さんと一緒にお芝居の最中で、楽しそうにやってる写真がほぼ毎回載っている。
 国際赤十字社がいろんな資料をオンラインで公開中、です。
 えへへ、ほめられちった。目の前にブラ下げられる人参に踊らされるわたくし…。
 たとえば一時はこれぞ日本的、日本発展の鍵とももてはやされた終身雇用・年功序列と企業内組合とのセットは守るべき「伝統」の範疇にあるか。ときに言われる「民間では云々」というセリフにおける「民間」はこのような「日本的」特徴を持つものであるか。民主主義とか人権とかは戦後に押しつけられたものであり…あれ、「大正デモクラシー」はあったな。大正デモクラシーまでの民主主義はよくて敗戦後に押しつけられた民主主義はイカンということかな。とすると、デモクラシーもあるが治安維持法もある、というのが守るべき近代日本の民主主義的伝統であると考えてよろしいか。
募集中だそうです。
 今日のAQI
 今日・明日のエアロゾル九州大学
 地には平和を。
 2年前の「週刊プレイボーイ」で震災、原発関連の記事をタイトルのみでしばらく追いかけてみる。それなりに経過が分かる。実際の発売日は各号とも日付の3、4週間前。

 ■20110404号
・何もかもが壊れた 緊急現地取材 カメラマンが見た東北地方太平洋沖地震Part. 1 (巻頭モノクログラビア、pp. 25-28)
東北地方太平洋沖地震総力特集 M9.0!! 死傷者数万人? 超巨大地震はまだまだ終わらない…… ついに放射能漏れ!! 福島原発、政府がひた隠す深刻な事態と放射能のこれから(pp. 30-33)
・検知器持参で"避難指示地域"取材を行なったフォトジャーナリスト豊田直巳氏が指摘! 現地の放射線量は平時の2万倍以上(p. 34)
・次は房総沖か?東海か? そのとき津波はどこを襲う?(pp. 35-37)
・頼みのコンビニも品切れ閉店、避難所での痴漢行為、警察相手にダマし行為を働こうとする不届き者も……。(pp. 38-40)
・仙台が生んだお笑いコンビの"震災徹底抗戦"メッセージ!! 緊急直撃! サンドウィッチマン「こんなことで日本は負けねーぞ!!」(p. 40-41)
・現金→◎、水、ウェットティッシュ、使い捨てカイロ→○、古着→×……。 俺たちにもできる「被災地寄付の○と×」(p. 41)(ここまで「東北地方太平洋沖地震総力特集」)
・日米要人、セレブが頼る"ホンモノ"がついに登場! 大震災をも"的中"させた男のメッセージとは…… 全米最強サイキッカー ロン・バードの大予言(pp. 52-54)
・日程は問題ではない。今、大事なことは野球界の団結だ!(江夏豊アウトロー野球論 第646回、pp. 160-161)
・人も街も消えた 緊急現地取材 カメラマンが見た東北地方太平洋沖地震Part. 2 (巻末モノクログラビア、pp. 171-174)
・死ぬな生きろ(巻末カラーグラビア、藤原新也の連載書行無常第29回 渋谷スクランブル交差点、pp. 191-193)

■20110411号は買い忘れたらしい。