ちょいため新聞をまとめ読みしていたら気になる記事(毎日20130222夕刊:無断転載)。いわゆる「政治任用」の予行演習と見てよさそう。

条例なし機関 違法認定 大阪市監査委員 エネルギー戦略会議も
 大阪府市エネルギー戦略会議など市が条例を設けていない付属機関で、市が特別顧問らに謝礼を払ったのは違法として、費用返還を求めた住民監査請求について、市監査委員は「付属機関は行政組織の一環をなし、条例で定めなければならない」として地方自治法違反と認定した。謝礼の返還請求は棄却した。決定は20日付。
 監査委員は、府市エネルギー戦略会議▽新大学構想会議▽府市都市魅力戦略推進会議▽「新たな区」移行プロジェクト――の4付属機関を違法と認定。謝礼ではなく条例に基づいて報酬を支払うべきだったと指摘した。ただ、特別顧問らへの謝礼は業務実態に合っていると判断。「市への損害は生じていない」として返還請求は棄却した。
 請求者の市民グループは、11年12月〜12年6月にこれらの会議に出席した市の特別顧問や参与に支払われた謝礼の返還を求めていた。【津久井達】

 このうちの3つ、府市エネルギー戦略会議新大学構想会議府市都市魅力戦略推進会議については大阪府のサイト(各名称のリンク先)で情報が公開されており、そこには設置根拠や委員名簿も含まれている。市サイドはともかく府サイドについては合法ということになるか。で、「新たな区」移行プロジェクト大阪市のサイトで情報公開されているが、「設置根拠」という記述は見あたらない(全部目を通したら見つかるかもしれないが、そこまで執着しない)。前の3会議の委員名簿については「委員の選定理由」も見られるようになっている。が、ちょっとおもしろいのはそれを開いたときのファイル名(と言っていいかどうか)。
 例えば新大学構想会議のページを見てみよう。その後リンクが貼り変わったりするかもしれないので画像も残しておく。会議のトップページ(のキャプチャ)は下のとおり。

 ここに「委員名簿」としてPDFファイルとWordファイルが並んでいて、Wordの方を開くとシンプルに「meibo2-1.doc」となっているだけだが、PDFファイルの方をブラウザ(Firefox)上で開くと、ブラウザの一番上、ふつうサイト名が出るところにこんなふうに表示されている(画像をクリックするとデカく表示されます)。

 読み取れるのは「さいたま市再開発支援要綱 - meibo2.pdf」という文字列。なんでまたと思って名簿を見ると上山信一という方が慶應義塾大学SFCの先生。この方が「副会長」で「会長」は九州大学の名誉教授。とすると実働のトップは上山先生となるかしら。あちこちでコンサルをなさっているらしい。ご本人がこういう名簿を作成されるということはないだろうから、首都圏に「上山信一オフィス」とかなんとかがあり、そこで先生の号令一下たち働く助手さんとか秘書さんとかが先生の関わっておられるコンサル事業の下ごしらえを一手に引き受けてPDFなんかをつくっちゃったりしてるうちに、こういうことが起きたのかなあ、などと考えるが、裏とりもできないしわかったところでだから何なんだ的な話にしかならないということにここまで打ち込んできて気づくわたしはウツケ者。
 あら、チャベス大統領逝去。風が吹いて桶屋が儲かって、まわりまわって日本に何かあるか。
 本学サイトにも案内をアップしました。どうぞご来場を(おもに近在向けアナウンス)。もう来週です。
 そういうと、こんなんあるそうです。
 地には平和を。
 北京は Very Unhealthy だそうだ。中国だけでなく日本を含む近隣諸国のデータも記載されている。これをリアルタイムで地図に落とし込むようなしくみを、九州大学あたりでつくっていただけるとよいな(いつでも言うだけひとまかせ)。
…と思ったらちゃんと出るわ。すごい。これ見ると、やっぱり大阪にも発生源があるように思えてくるが、まあ気のせいだと言い聞かせ、知覚の扉は閉じておくことにする。

 アノニマスというグループのドキュメンタリーを見ていたら(たまには普通のテレビも見ます)ウィキリークスのこともちょっと出てきてそこで初めて知ったのだが、ウィキリークスは 'It's Time To Open The Archives' てのを標語にしているようだ。画像でこんなんもありました。…アーカイブズを開けられても大丈夫なようにそもそも書類も議事録も作らないという日本は、実はIT時代の最先端を行っているのかもしれないぞ。すばらしき新世界。