しくしくしながら粛々と…。
 ここに言う冷静な対応とは何をさすのかを詰める作業はどこで誰が行なうのか。まさかとは思うが、一人くらいでガタガタ言うなというのがそれであるか。みんな、自分はそんなヤワじゃない、あんなんと一緒にしてほしくないと思っているのであるか。
 で、一時あれこれをうっちゃって名古屋へ。高校時代のご学友が組んでいるバンドライブをするとて聴かせてもらいに。夕方5時過ぎに会場到着、夕闇にともるホールのサイン。

 間違いなく自分の同年代メンツがステージにいるということを了解する一方、18のときにこういう50歳を想像することはできなかったなあとも思う。この30年、平和でよかった。晴れ晴れして新幹線にて帰阪。新大阪駅でなんばに向かう地下鉄に乗り換えるのだが、ホームの足許に見慣れないサイン。しばらく使わないうちに表示がリニューアルされたのかも。民営化を前に何か思い立つところがあったとも思われ。

 戻ってしまえば再び、しくしくしながら粛々と…。 
 なんであれミスしてこその勉強である。ミスを禁じるなど言語道断の介。そういう罰を考えつくのはどこの優等生であるか。
 ユーフォリックなレミングたちと呼ぶことに何か支障があるだろうか。