今日は趣向を変えて少々北上。池袋方面にて謀議の集い。ひとしきりしゃべくりのあとバックヤードも案内していただく。ほとんどミーハー状態でへー、とか、うひゃー、とか。1970年前後にカリフォルニア、バークレーで発行されていた Berkeley Tribe なる週刊新聞。ちゃんとウィキペディア(英語版)にも紹介がある

 多分こちらの方が有名(機関紙より本体の方が知られているだろう)。ヒマがあったらねちねちと1ページずつ読みたくなってしまう。紙面上部には、"Although my body may be bound and shackled, the driving force cannot be held down by chains and will always pick freedom and dignity." と読める。こういうものが日本にちゃんと残ってるんですなあ。

 書架にはこんな感じで保管中。

 また別の書架。地震に備えて棚板には滑り止めシートを敷き、荷造りひもで落下を防いでいる。涙ぐましいケアというべし。

 あれこれの打合せをすませ、いささかならず収蔵庫に後ろ髪をひかれつつ失礼する。で、せっかくの機会なので少し足を伸ばし、こういうことでもないときっと来ることもないだろうスポットまで幻影城という名の土蔵の見学に。こちらはこちらでまたもミーハー的感興に浸る。古い8ミリ映像のなかで動いてらっしゃるかつての土蔵の主のお姿にじーん。

 朝から立ちっぱなしの歩きっぱなしだったので、じーんじーんと幸せに浸りつつしばし小休止。のあと、夜の部へ。お久しぶりメンツに意外なとりあわせで再会。アーカイブズで今やってるあれこれについて相変わらずくっちゃべる。業務遂行に奉仕するはずの記録管理が主客転倒し、業務を滞らせコスト上昇圧力を高めているという現場のお話に興味津々之介。それにしても、しゃべりたい話を遠慮なくしゃべれる相手としゃべる時間を持てるのは大層健康によいことなりけり。大満足の熟睡。
 
 
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