しばらく間が空いてしまったが、GLBT History Museum@SF から頂いた写真の最後の1枚。これは展示作品ではなくミュージアムの内部を写したもの。ちょうどこの視点で背中側に受付(といってもちょっとしたデスクだが)があり、前にずいっと進むと壁面を右へ折れたところにもうちょっと広いスペースがある。様子からしてすでに写真展モードの展示風景。昨年9月の訪問時には、左下にある箱らしきものの向こう側あたりにハーヴェイ・ミルクの使ったトランジスタメガホンなどが置いてあった。
で、このミュージアムでキュレイターも務めておられるAmy Sueyoshi(ファンキーじゃないよ、とか言ってみたりして)准教授=ベティンガーせんせのご同僚=が最近本をまとめられ、そのテーマがヨネ・ノグチ。たしか伊藤整『日本文壇史』にも登場してた人のような気がするが、この人をテーマにして書かれたのが、Queer Compulsions: Race, Nation, and Sexuality in the Affairs of Yone Noguchi 。5月9日にはこのミュージアムに Prof. Sueyoshi ご本人が登場し「自作を語る」イベントも行なわれるそうだ。それを聞くためだけに飛行機に乗るのはちょっとなあだなあ。
それはそれとして、今度の金曜には九度山でこんなイベントが開かれます。ご用とお急ぎのない向きはぜひお運びを。