よし、これからこうしよう、と決意して、それが自分だけに関わるものであれば明日からでも、あるいは今日からでも実行に移すことができる。が、それが自分以外の人々にも及ぶ(及ばせたい)ものであれば、その決意がそれらの人々に十分伝播浸透するための時間が必要であろう。業界ではそれを周知期間と呼んだりもするが、そういうのをすっとばして、いま自分が固めた決意がどのくらい早く関係者に及ぶかというそのスピードを、なにかしら自分の決断力だの実行力だのの証しにするというのは基本的に愚なことである場合が多い、ということは意識のすみにとどめておいてもいいことであろう。…なんのこっちゃ。
 市長さんにはもうちょっとお待ちいただいて今日はしくしくとパソ仕事。ぎりぎりになってあわてなくていいようにという心がけと備えは大事である。
 裏とりをしないまま書いてしまうと、かつてのルーマニアで政権崩壊のおりチャウシェスク大統領(夫妻だったか?)がリンチのようなかたちで殺害されたという報に対して当時アメリカの父ブッシュ大統領は「事情が事情だけにしょうがないがルーマニア国民には早く正気を取り戻してほしい」という意味の、よくよく考えるとちょっとアレなコメントを出していたと記憶する。今回のリビアでの出来事にどんなコメントが寄せられるか、気にしておきたい。