Michel-Henry Fabre, La RépubliqueDenis Diderot, Jacques le Fataliste をほぼ同時に読了。前者にはここんとこずっと考えていた三権分立の相互関係がコンパクトにまとめられており、思わぬ収穫。後者では読んでるうちに(内容理解はともかく)なんだか自分がセリフをくっちゃべってるような錯覚を覚えいい気分。どちらも随分と前に買ったものだが今のタイミングで読めたことはラッキー。やっぱり、「多少(大いに)わかんなくてもがしがし読む」が正解のようだ。ちょっと精神が潤ったところで採点と成績つけにいそしむ! …まあ、立法担当には立法担当なりの、執行担当には執行担当なりの自負がないと、しくみだけ体裁整えてもしゃーない、いうことかな。
 明日は今年度1回目のオープンキャンパス。また構いがい(構われがい)のある諸君に集まってもらえますように。
 修業年限が迫っているから、就職が決まっているからといって、不出来な子には単位を出さない、というのは、一朝一夕にできることではない。突然そんなこと言われても、言われた方だって「そんなん聞いてねぇよ!」だろう。数年がかりの、しかも全学的な取組みが必要とされる所以である。