政治家はダメだとか、マスコミはダメだとか、「ダメだ」くらいしか言うことのない自分がダメだ。
 …私にはダメと見えてしまうこのようなことを、何故この人たちは一生懸命(そう)にやってるんだろうか、くらいの距離をもって見てないといけないのかも知れない。
 盛山和夫『制度論の構図』を(ようやっと!)読んだ。おもしろそうだけどもっぱつピンとこないという感じで何度か中途リタイアを繰り返したが、今回は前半をぐいぐい力づくで(主観的には)読み進め、そうしたら後半が大層おもしろかった。いたく励まされた(主観的に)。いい本だなあ。…読むタイミングって、やっぱりあるなあ。