古い雑誌より。文中、「慣行農業」とは農薬、化学肥料を多投して形状が均一で見栄えのよい作物を作る農法のこと(らしい)。
■ここから引用

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 ○○さん(原文では実名)の父は、慣行農業でタバコ栽培をしていた。当時の日本専売公社の完全管理の下でだ。半端でない農薬投入だった。タバコを乾燥させる部屋の壁には、タバコに残留していた農薬がべったりとくっついた。農薬との因果関係は不明だが、父は、還暦のころに肺癌で死亡した。…(長谷川煕「「脱農薬」の挑戦者たち」AERA, 2004.1.26 より)

■ここまで引用
 タバコの煙がイヤで喫煙をやめることは(当分)ないと思うが、タバコの葉に染みこんだ(と勝手に想像される)農薬の煙はちょっとイヤである。どこかでつくってないのかな、オーガニックのタバコ(できればハイライト系)。…思いついたら検索してみる。で、あるんでやんの。なんでもあるもんだなあ。