本学で使用される種々の書式にはエクセルでつくられているものが多く、これがけっこう入力のさい使いづらい。というか、おそらくパソコン入力は想定されておらず、もっぱら手書き記入を想定しての書式に過ぎないと思われる。ちょっと長い文章をセルに入れると上部の入力窓がどんどん肥大してシート自体を隠してしまい、しばしば往生する。…というのでエクセルベースの書式をワードベースに移植する作業をかねてよりやりたいと思っていたのだが、ようやく少し時間的余裕ができてそれにいそしむ。エクセルベースの表を単純にコピー&ペーストをするだけではワードの紙面からはみ出てしまう。ので、文字サイズの設定を小さくして、それに合わせてセル幅も小さくして、そのうえでワード画面に移すということを試行錯誤で繰り返すこと数度、ようやく書式全体がワード画面におさまり、それでさらに罫線の幅を調節し直してなんとかできあがり。…単純な手仕事でそれなりの気分転換になった。今年提出分の書類はワード書式で提出できそう。
 ついでにいうと、勤め始めて10年を超えてようやく気づいたのだが、本学事務職員の出勤管理は出勤簿への捺印によってなされているようだ。ヘタすればサー残させ放題し放題。生協は(たぶん)その設立時からタイムカード式を導入している。本学諸業務の電子化が進まないのは、それに先立つ電化レベルに問題があるのかも知れない。