9月にやらせてもらうアーカイブズ・カレッジの講義の準備で「意思決定と記録」がらみの本を読み中。既述の飯尾本もそのうちのひとつ。普段はどちらかというと「それについてあまり知識のない人に大づかみな見取り図を提供する」というような方向の講義をやっているが、今回は「それについて知識も関心も旺盛な人たちと共に丁寧な議論を進める」というような方向での講義をめざす。関係ないが、T先生のおっしゃっていた「記録司」というのは、アーキビストの訳語の候補のひとつとしていいような気がするな。