早起き。今年度もお世話になることになった(というか、宿題が片づいてないので居残りになった)東京の国文研へ。昨年度より持ち越しの研究プロジェクト報告書について自前印刷・出版ではなく一般ルートで流通する書籍にできないか検討を重ねる。捕らぬ狸には終わらせるまじ。
 3月下旬にお邪魔してひと月おいて久しぶりの建物は、普請中だった建物西側の極地研究所がオープンし、入居が始まっている。しめしめ。会議の合間、トイレに行くフリをして西の端まで行って窓から外を眺めてみる。と、今日は空気がほこりっぽいのか、うっすらと富士山のシルエット。…見えるかな?

 アップにするとこんな感じ。

 また、天気のいい日にお目にかかるのを楽しみにしよう。…そういえば、国文研では「アーカイブズ・カレッジ」の受講者を募集しています。正味1か月分みっちりのクラスで受講料が無料(いいのか、今どき!)。詳細は国文研の告知ページから、.pdfのパンフレットをダウンロードできます。藤吉も2コマ分、しゃべらせてもらう予定です。
 高校時代の友人(とはいえ在学中は面識なし)の、お父上の訃報。高校時代の同学年でつくっているメーリングリストに(第三者を介して)情報が流れる。在学中クラスが一緒になったことはないのだが、MLに入ってしまえば同じクラスだったかどうかに関わりなく、いともたやすく情報が入ってくる。…確かに便利になったというべし。しかし…自分の訃報は自分でMLに流せないし、ここはどうしたもんか、と、向こう20年、30年先のことを考える。60を越えたら(もう15年もないぞ!)隣組のようなものをつくって、お互いに「安心コール」し合うようにして、電話連絡して相手が出なかったらレベル1の警戒情報を流す、というようにでもするか。名づけて「82向陽あんしんネット」…どうかなー、ダメかなー…。