仕事は進んでいる。客観的に見てもそう思う。しかしながら、一つ片づけて次の一つに移る際に、使用中のファイルを保存して閉じる→次のファイルを開いて書きこみを続ける、というのでは、どうもはかどっている気がしない。仕上げて、プリントアウトして、封筒に詰めて、あて名を書いて、切手を貼って(必要なら中央局にまで出向いて重量に見合った料金を支払って)、投函する、というくらいの儀式があれば、「よっしゃ、次をやっつけるぞ」という気にもなりやすそうな気がするが、…頭皮、もとい、逃避のための言い訳でござる。
 それはそれとして、宮崎学『ヤクザと日本人』を読んだ。田代栄助と川田晴久…全然別のところでお目にかかったお二人に、この一冊のなかで再会するとは…。