京都北山の京都府立総合資料館まぐまぐ経由で発行するメールマガジンに以下のような記述が。…毎日使うけど、毎年更新される電話帳のようなものでも、とっといてくれる公的機関があるってのは大事なことだ。行政記録のアーカイブズに限らず。
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◆ 失われた年金記録を調べるには ◆
みなさんのお手元には、「ねんきん特別便」が届いたでしょうか?
 
最近当館では、年金記録の確認に関する調査の相談が増えてきました。ご本人はもとより、社会保険庁に記録がない場合にご本人から申し立てを受けた委員会の方が来館されることもあります。また現在は京都府以外の地域にお住まいの方も多く、電話や文書による問い合わせもあります。
 
何十年も前に勤務されていた商店、事業所等の正式名称や住所をお調べになることが多いのですが、そんな時に意外と役に立つのが、古い電話帳や住宅地図です。
 
設立年や代表者名まで知りたい場合には、『京都年鑑』や商工会議所の会員名簿等の企業録がありますが、個人商店等は記載されていないこともあり調査が困難になります。
 
では、これまでの相談事例の中からいくつかご紹介しましょう。…以下略

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 ここんとこキーワードにもなっている「選択と集中」ですが、藤吉のお邪魔している国文学研究資料館でもアーカイブズ研究系(このサイトも、継続管理するスタッフが続くのかどうか…)の廃止というかたちでそれが行なわれようとしています(なんせ「国文学研究」だしね)。それに対する学会のリアクションが出されているのをついさっき知ったところ。→こちら …これでどうなるかは、ちょっとわからない。