ひきつづき国文研にて粛々と作業。作業自体は(関係者とのミーティングを除けば)多分やれば自宅や職場でもやってやれない(ことはない:8/7補填)作業だと思うが、こっちに来てしまうとくさぐさのノイズを(まあ幾分かは)シャットアウトでき、根詰め作業をするにはありがたい。今日も昨日につづき不穏な空模様。
とっぷりと日が暮れたころ作業をひと段落させ退出したところで外から国文研を撮影。明かりのついているのが藤吉の作業部屋。相部屋のS氏はもう少し頑張るそうだ。まあ、自転車で15分のところにお住まいならそれもまたよし。
宿に戻ってテレビをつけたらNHKの「プロフェッショナル」で宮崎駿さんの巻をやっていた。作品中のキャラクターは年とともに成長し、宮崎さんの中でサツキとメイは年ごろのお嬢さんになっているそうだ。で、結婚でもするような年になってしまうとどうでもよく(ナマナマしく)なって、そっから先はばあさんになってからというのが印象に残った。「蓋をしてるものをほじくると社会生活がままならなくなる」とサラッと言えてしまうのは年くった功徳であるなあ。もって範とすべし。