山上6℃、日のないうちはともかく、やたらとぬくい年末年始。今日は来週の仕事はじめを控えて下ごしらえ。
年末、気づいたら職場のパソコンのローカルディスク(1枚目)がいっぱいいっぱいになっていた。不要なファイルやプログラムを削除しようにも、それにもある程度の空き容量が必要なようで小さいのを見つけてちょっとずつ削除していくのにえらく手間どってしまった。職場アドレスにはやたらとウィルスつきいんちきメールが届き、セキュリティソフトを開くと「削除に失敗、検疫成功」と表示されるので、隔離された膨大なウィルスがディスクを圧迫しているのかも。こういう物量戦も(特に個人ユーザに対しては)サイバーテロのひとつに数えてよさそうだ。
ローカルの2枚目のディスク(12GBちょい)の方がほとんど未使用状態だったので、ウェブサイト関係のフォルダをごっそりお引っ越し。引っ越した先のフォルダからきちんとサーバとの間でファイル転送できるかどうか試してみて、なんとか無事アクセスできた模様。ひと安心。サイト関連のファイルはほとんど削除せず蓄積する一方だったのにちょいと無頓着すぎたのを反省。…お引っ越しが順調にいったので今日のうちにいくつかページを追加します。あとは、久しぶりに開くメールボックスが新着メールでパンクしないのを祈るのみ。南無大師遍照金剛。
情報技術の授業では、今年も個人HP作成を実施しました。昨年末までに完成した分をアップしています。よろしければご訪問を。このページ、下の方「2006年度」からリンクを貼っています。→こちら
研究助成をいただいて進めた・ているプロジェクトの紹介ページを設けました。→こちら。今まわしているのは近畿大学生物理工学部の先生・院生さんたちと進めている高野山の立体地図CG作成のプロジェクトと、オーストラリア・ヴィクトリア州の公文書館の電子文書管理に関する調査研究のプロジェクト。前者は高野山古地図デジタル化を進める過程で得られた副産物・丹生都比売神社仮想再建の成果をふまえて立案したもの。当初、手作業の人海戦術で地図の等高線を電子データ化しようと試みたが、あまりにも膨大な作業であることを思い知らされて体勢立て直しの最中。後者は昨年9月に訪問してびっくりしたオーストラリア・ヴィクトリア州の電子文書管理の取り組みを3年間かけて調査しようというもの。ヴィクトリア州では電子文書管理のために、ここ十年ほどにわたり相当な予算を投入している。これほどの予算投入は、議会の認知、ひいては住民の認知なしには考えられない。こういうことを「相応の資金を投入するに値する取り組み」と認識するご当地の人々の、「記録」に対する意識にまで迫りたい。とりあえず簡単なページを作りました。2月初旬の訪問後から充実させていきたいと思います。よろしければまたご訪問を。→こちら